「週刊WABAS」第142号

「人生100年時代、熱望される女性のリーダーシップ」
〜世代を超えて、女性同士が助け合うために〜

 米国大使館と東京家政大学女性未来研究所共催のシンポジウムが港区赤坂のアメリカンセンターで1月26日、開催されました。

 企画当初は、キャロライン・ケネディ駐日大使と語り合えることで、前評判高く期待されていましたが、アメリカ大使館にも激震が走ったという、あの想定外の結果で、願い叶わず、大使は帰国されてしまいました。

 後を受けてくれたのは、大使館の広報・文化交流担当公使のマルゴ・キャリントンさん。公使就任前は、ワシントン、ニューヨークの国務省フォーリン・プレスセンターでディレクターを務め、2007年〜2010年まで在福岡米国領事館で、初の子供を持つ女性首席領事として活躍された素敵な講師です。日本側は女性未来研究所長の樋口恵子さん。

 モデレーターの並木有希研究所研究員は、日本女性のおかれた立場を、過去と今後の課題にまとめて報告され、マルゴ・キャリントンさんからアメリカの女性の現状が英語で報告されましたが、参加者の大半は同通のイヤホーンなしで聞ける日本女性でした。

 樋口さんからは仕事・出産育児・ケアのトータルバランスが取れた社会づくりが急務なこと、そのためにはあらゆる女性が協力して、チャレンジを続けていくことです、と。

 最後にスペシャルゲストの赤松良子さんから、日本の男性の変化には目を見張るものが、希望の光は消さずにみんなでより輝かそう!、と86歳の先輩に参加者全員が勇気とやる気を貰いました。

「アメリカ側講師のマルゴ・キャリントンさん」
「アメリカ側講師のマルゴ・キャリントンさん」

「壇上のマルゴ・キャリントンさんと樋口恵子さん」
「壇上のマルゴ・キャリントンさんと樋口恵子さん」

「モデレーターの並木有希研究員」
「モデレーターの並木有希研究員」

「参加者にエールを贈る赤松良子さん」
「参加者にエールを贈る赤松良子さん」

「会場には若い女性が目立ちました」
「会場には若い女性が目立ちました」

「週刊WABAS」第141号

「認知症鉄道事故賠償裁判判決」その後の研究会

 今年3月、最高裁による認知症JR鉄道事故賠償裁判の判決は、一審二審を覆し、家族を免責しました。おおむね世論は好意的で、私たちも一応安心しました。

 しかし、この判決で、これからの認知症の人と他の人々が共生するビジョンは描けていません。市民同士の小さなトラブルをどう許容するか、被害を補償するのはだれか。

 そもそも家族が免責されるとしたら、施設は家族の分まで責任を問われるのか。どうかすると、認知症の人を塀の中に閉じ込める方向を取りかねません。それは絶対ごめんです。

 というわけで、去る7月の総会で賛同を得て、とくに法律の専門家、堀田力氏、小賀野晶一氏、堤修三氏、外岡潤氏など錚々たる方々と、関係団体、本会運営委員会有志の勉強会を開いてきました。関係各行政機関へ要望書提出を前提としたものです。

第1回目の講師、元厚労省老健局長、堤修三氏(写真左)と右は、第3回目の講師、小賀野晶一氏
第1回目の講師、
元厚労省老健局長、堤修三氏(写真左)と右は、
第3回目の講師、小賀野晶一氏
第2回目、元検事で弁護士の堀田力氏に法律の専門家としての見解をお話しいただく
第2回目、元検事で弁護士の堀田力氏に
法律の専門家としての見解をお話しいただく

第4回目の講師は若手の弁護士、外岡潤氏でした
第4回目の講師は
若手の弁護士、外岡潤氏でした
会場提供でご協力くださった湖山医療クリニックの湖山泰成氏(右から4人目)
会場提供でご協力くださった
湖山医療クリニックの湖山泰成氏(右から4人目)


第5回目の講師は損保ジャパン日本興亜(株)医療福祉開発部第二課、豊田洋課長(右から3人目)と沼田健人課長代理
第5回目の講師は損保ジャパン日本興亜(株)
医療福祉開発部第二課、豊田洋課長(右から3人目)
と沼田健人課長代理

 これら研究会のご報告もかねて、10月30日(日)13:30〜16:00、四谷主婦会館プラザエフ(4Fシャトレ)で勉強会を開催します。ご関心ある方はどうぞ、ぜひお越しくださいませ。お申込み・お問い合わせは本会事務局まで。(理事長、樋口恵子)