人生100年時代を輝いて生きている先頭集団のトップランナー、赤松良子さん91歳、樋口恵子さん88歳、合わせて179歳のツーショットをご覧ください。
お二人が尊敬する先輩、田中寿美子さん(日本の政治家・評論家、1909〜1995)について話が弾みます。もしご存命ならば110歳の田中先生。面倒見のよい先輩として若い人たちの活動を支援し、育てることにご尽力された田中先生には、よく手づくりの食事もご馳走になり、心も体も育ててもらったと振り返り、先生への惜しみない賛辞に終始しました。先生が晩年リュウマチの痛さに苦しまれたことだけはお手本に出来ないからと、赤松さんは、?病気をしないように気をつけ、健康のために近所の散歩を30分位している ?経済的なことは少し若い時から考えておく ?大事な友人仲間は若い人を探すことも大切「政治スクール・赤松塾」で教えることは楽しい、とお元気の秘訣を話されました。
樋口さんは『老〜い、どん』(婦人之友社刊)がベストセラーとなり、その中で介護は要らないがちょっとの支援がほしい70代後期から90代初期を「ヨタヘロ期」と称して、その10年間にも及ぶ高齢者の生き方が日本の未来を決めると説き、「ヨタヘロ期」は流行語として独り歩きし始めました。
まさにヨタヘロ期の大道を歩くお二人から出たのはなんと「88歳は米寿、90歳は卒寿、そのあとは99歳の白寿までお祝いがないことはつまらない」「新しくつくりましょう」なんていう? 「90代中間、いつでもどこでもみんなお祝い」「毎年お祝い会ができれば楽しいし、なければつくるのが私たちよね」元気の秘訣はここにもあり。
赤松さん、これからの夢は?「晩年は本と花に囲まれていたいわね。まだ晩年ではないけど、本はよく読みます。ここに花が少ないなと思ったら私自身が花だと思えば…ね」究極の元気の秘訣、見つけました!