日本は有権者の過半数が女性であるにもかかわらず、女性の政治参画は1946年初の婦人参政権を行使して以来66年もたちながら、遅々として進みません。日本の国会の女性議員比率は先進国190ヵ国中110位(IPU調査)と低迷しています。
女性の政治参画にもっとも有効で、世界110カ国が何らかの形で導入しているのが、クオータ制(女性割り当て制)です。これは女性の置かれているさまざまなハンディに対する積極的改善措置のひとつです。このクオータ制を日本で導入するために、私たちは次のことを強く要望します。
政策決定の場での女性議員を増やし、男女平等、平和、持続可能な循環型社会、豊かな超高齢社会を築くために、政府及び政党にクオータ制を導入するよう、強く求めます。そして、私たちもクオータ制について広く理解を得るよう、社会に働きかけることを誓います。
以上、私たちはここに宣言します。
2012年9月22日