介護保険が始まって25年、介護保険は、当初の想定を超えた超高齢化、認知症、高齢単身世帯の激増など、さまざまな課題を抱えていますが、こうした難問に対し、国がこの間やってきたのは介護サービス給付の削減、介護報酬の減額を中心に対応することだけでした。
7月には参議院選挙が行われます。こうした事態に歯止めをかけられるのは、国民の幸せを実現する「政治」です。石破茂首相は訪問介護のサービスを支えるホームヘルパーの人材不足について、昨年12月6日の参議院予算委員会で「尋常ならざる事態」と言明しました。各政党にはこの「尋常ならざる事態」と真剣に向き合い、選挙の大きな争点に「介護」を取り上げていただきたいと願います。その上で、事前に実施した各政党へのアンケート結果を踏まえ、各政党からの取り組みとその姿勢を示す場として、院内集会を開催いたします。
みなさん、奮ってご参加ください。
14:00 | 開会・趣旨説明 |
【第1部】 | |
14:05〜14:15 | アンケート実施とその結果報告 |
14:15〜14:40 | 現場からの全体についてのコメント(訪問介護事業者・ホームヘルパー・ケアマネジャー・定期巡回随時対応型訪問介護看護・施設・利用者) |
14:40〜15:20 | 各政党からの回答 |
15:20〜15:25 | 主催者まとめ・声明 |
【第2部】 | |
15:30〜16:00 | 記者会見 |
主催:ケア社会をつくる会
共催:認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク/ NPO法人高齢社会をよくする女性の会
3月末に熱海市民大学運営委員会の方のご紹介で、熱海新聞の佐藤裕一記者に2時間近く取材を受けました。まず、私から本会のこれまでの活動方針や全国大会の過去の実績、熱海市で開催することになった経緯や、企画内容について説明いたしました。その日の夕方さらに記者から確認の質問があり、その熱心な取材ぶりに、私は逆に励まされた思いになりました。すでに読者からの問い合わせが事務局に寄せられているとのこと、うれしい反響です。