11月の例会は、北京JAC 第10回全国シンポジウム「北京+10〜女性の人権の確立と脱軍事化・脱暴力〜」のなかの分科会「No.18、女性問題としての高齢者虐待」を本会が担当・運営いたしますので、例会に替えます。ぜひご参加ください。
さあお待たせいたしました。今週も樋口恵子の便りが届きましたので、ご覧ください。次号からは、他のメンバーのニュースも「週刊WABAS」を飾る予定で準備中です。どうぞお楽しみに!
今週もいろいろなイベントや出会いがありました。まず本会が去る14日(金)午後、東京ウィメンズフォーラム参加で開催した「災難は忘れる前にやってくる!〜そのとき高齢者・女こどもはどうする〜」に、少し触れましょう。司会・進行は沖藤典子・袖井孝子の両副理事長で、ウィメンズプラザホールを利用して行なわれました。
記念講演は、昨年の東京大会にもご出演願った長岡市「こぶし園」の園長・小山剛さん。大会の一ヵ月後にあの中越地震に遭遇され、東京で地震を知った小山さんがどんな手立てで帰られたか、ドキュメント番組的報告でした。
あとのシンポジウムは、10年前の阪神・淡路大震災で家を失った、会員の山林知左子さん、中越地震を体験した「長岡老いを考える会」の平石京さん、行政の立場で紅一点、中越地震の現場調査に携わり、女性の立場での対策を進言した内閣府男女共同参画局の小宮恵理子さん、先の小山剛さんにも加わっていただき、コーディネーターは私、樋口恵子でした。
内容はまことに中味が濃く、未来に向けて示唆に富むもので、会報でお知らせしますから楽しみにお待ちください。近く本会としても、この問題をテーマに調査に取り組む予定です。
私がとても印象に残ったことを書かせていただきます。
災害とジェンダーと言ったらよいでしょうか。
私たち女性は、大災害のなかで生理やトイレだけでも男性より困ることが多い。家族の介護や育児を担当しているので、逃げるに逃げられず、百歳近い母を守って余震のなかを70代の娘が震えながら夜を明かした話など、枚挙にいとまがありません。災害の被害をより強く受ける立場にありながら、災害対策を企画立案する場に女性の姿はない・・・。だから女性・高齢者の側から、災害対策について発言することはとても大切。地域には数からいえば女の高齢者が多いのですから。
中越大震災のなかで、高齢者の救助に大活躍された小山剛さん。今回基調講演にお招きしました。
介護に関する救助活動が、全国的即時的に発効するようなネットワーク「サンダーバード」を立ち上げられました。医療やライフラインに比べると、介護の面はこれまでほとんどシステム化されていなかったそうです。このネットワークを、全国組織である私たち 「WABAS」も、応援していきたいと思います。
ところで、災害における男女の違いについて、中越大震災救援の中心的存在である小山さんは、また別な感想をお持ちです。
「いや、女の人は強い。極端に言えばおばあさんたちは放っておいても大丈夫。みんなでおしゃべりしながら、支え合っていきますから。男のほうがよほど心配です」
日頃生活自立ができていない「おじいさん」も心配ですが、中年で失職した男性が大きな問題を抱えているそうです。女の人は「お茶を飲みませんか」で来てくれますが、男性は「お茶」では絶対に出てこない。夕方「一杯飲みませんか」で、やっと腰をあげる、というふうに手がかかる。引きこもり、うつ病の危険にさらされている男性への対策こそ必要、という訳です。
実際、広域災害の場合、地場産業も一緒に壊滅してしまいますから、多くの人にとって災害イコール失業。そこへ妻が死んだり怪我で入院したりしたら、生きる手がかりを失ってしまう・・・。
うーん。男も大変です。でも女だって仕事を失い、家屋を失い、かつ家族の世話を一手に引き受けて、押し潰されそうになっている場合も少なくない。でも、女の方が人間関係を作りやすい、というのは確かに事実でしょう。
だとしたら男の「職場」以外の人間関係づくりについて、応急措置と長期的な展望による対策と、両方が必要なのかもしれません。いずれにせよ「災害」は日常の男性・女性のあり方を問い直しています。
10月19日は、島根県松江市くにびきメッセで、社協主催の講演会がありました。地元「ぶどうの会」の加藤尚子さん、山代朋子さん、川柳の柴田大先生のお嫁さんなど、1999年大会の中心人物が10人近くお集まりくださって、久しぶりに情報交換のひとときを過ごしました。来年の鳥取大会には大挙しておいでいただけそうです。6年の歳月を経て、それぞれのお宅のお年寄りは百歳に近くなり、ともに生きる会員の皆様の人生の密度もいや増している感じでした。
それにしても、99年大会では先行きが暗かった「介護保険」が、スムースに運用されていてほんとうによかった。そうでなければ施設やサービス利用はできなかった、というのが、皆様のご感想でした。本日はこの辺でお別れします。
以上、今週の樋口恵子でした。
木犀の香にふりかえる2、3人。四季折々の季節感に触れるとき、日本は素晴らしいと思います。順番に花は咲き、木々は実り、今まさに「秋満載」。
年年歳歳、猛暑と厳寒の時期は多少長いなぁと感じても、凌ぎやすい快適な春・秋のなんと短く感じることか。あっという間の365日。そして、「三途の川」は、一歩も二歩も近付いてくるのです。あ〜あ、と嘆いていたらこんな原稿が届きました。
長野県佐久は臼田町の老舗旅館・清集館のあるじ佐々木都さん(77)の「しんだら帖(じょう)」が、読売新聞(10月13日朝刊)の大きな記事になりました。
佐々木都さんは、設立当初からの会員で、2000年の長野大会を推進してくださったトップ3人組のおひとりです。私が都さんの「しんだら帖」を知ったのは、地元誌に書いたエッセイを送っていただいたから。
これはおもしろい、といろんなところで話していたら、「読売」の室記者が取材に出掛け、今度の記事になりました。その前に私が「月刊消費者」の連載「樋口恵子の新語の歳時記」(2004年2月号)にご紹介しています。
葬儀のBGMをケータイの着メロと同じ「慕情」に、という発想もすごいし、少し前に亡くなられたご夫君との結婚式に着たウェディングドレスを死装束に、というのも楽しい。
新聞記事にはそれ以上は書いてありませんでしたが、都さんと私との間ではこんなやりとりがありました。
「都さん、ホントに24歳のときの、ウエストをぎゅっと絞ったドレスが着られるの?」
都さん「大丈夫! 私、着てみたもの。ちゃんと着られる。サイズはそう変わってないもの」。「都さん、ホント? 私だったら切っても裂いても入らない…」
遺言というと固くなりがちですが、都さんの「しんだら帖」には、未来に向けての夢と、ちょっとした冒険が込められていて、人をワクワクさせたり、クスリと笑わせてくれるものがあります。
全国の会員の皆様、それぞれのご活動が地方紙などに載ったら、ぜひ本会事務局にお手紙・FAX・Eメール、何でも結構ですからお知らせください。このホームページや会報で取り上げて、できるだけ多くの方々にお知らせしたいと思います。
さて、私の「しんだら帖」ですが、今のところ「お別れ会」のBGMだけ、まぁ決まっています。ベートーベンの「第九」、モーツァルト「ドン・ジョヴァンニ」の村人の祝婚歌、ヴェルディ『レクイエム』を交互に。
要するに、男女共同参画型社会を示す美しい混声合唱とオーケストラを。他のことたとえば、どんなお料理を並べるか、お花は何にするかなどは、これから広く皆様のご意見を伺って決めたい!と思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。ではまた。
以上、今週の樋口恵子でした。
「週刊WABAS」を毎号欠かさず見ています、楽しみにしています、という声が事務局に届くようになりました。根性なしの気楽さとコップ一杯の責任感で、いま8号になりました。熱心に見ていただいている「北海道の高齢社会をよくする女性の会」の佐々木さんの励ましの声が、今も耳の奥をくすぐってくれて、「樋口恵子発原稿深夜便」を待っていましたが、さあ、今週も到着ホヤホヤの原稿をお送りいたします。
第2日目(9月20日)も「高齢社会NGO連携協議会」主催の盛り沢山なプログラムが続きました。午前中は「これから高齢者をどう支えるか−日本・韓国・中国−」
堀田 力代表が訪問した中国の馬 利中氏(上海大学教授・東アジア研究センター長)、韓国の李 誠國氏 慶北大学医学部教授)による鼎談が行なわれました。馬 利中さんは日本で学ばれたことがあり、5年後の2010年に開催の上海万博の中心人物のお一人です。
11時から12時「男女間、世代間のパートナーシップが元気を育てる」からが、私のナビゲーターとしての出番です。
福岡県古賀市の「えんがわくらぶ」、東京都世田谷区の世田谷子育てサロン「おおきな栗の木の下で」と、万博市民パビリオンを結ぶダブルの二重中継。古賀市の小学校では空いた用務員住宅を利用して、高齢者生きがいづくりセンターを開設、週2回高齢者がパソコン講座、教養講座を開き、小学生と野菜づくり、ものづくりを通して交流しています。担任の先生、校長先生、男女二人のこども「えんがわくらぶ」の山川千寿さんが、お年寄りとこどもが一緒に活動にする姿を背景に、元気よく語ってくださいました。「えんがわくらぶ」の活動を通して、こどもたちが巣立ってからも高齢者と交流が続き、世代を通した町づくりにつながっている様子がよく分かりました。老いてなお学ぶ高齢者の姿を、こどもたちが日常的に見ているのです。
世田谷「おおきな栗の木の下で」は、責任者の柳瀬さんが、見知らぬ土地で初めての子育てをしたとき、アカの他人の年配の女性が心から「今がいちばん大変よ」「頑張って」と声をかけてくれた、そのやさしさに打たれた、と語りました。
民生委員の大石さんはじめ年配の女性が、子育てをサポートするグループか出来上がり、中には足に若干の障害を持つ女性も「ここへ来て赤ちゃんや若いお母さんに触れて、私にもできることがあると元気がでた」。周囲は這い回ったり走ったりするこどもたちでいっぱい。シニア世代のやさしさ、そのやさしさを受けとめる若いママの心のしなやかさ、活動に高めていく強さ。ここにパパがもう少し参加できれば、ほんとに男女共同参画! 未来に希望が持てる元気が出る時間でした。
私が知る限り、多元中継というのは、テレビ局でもないかぎりなかなかうまくいった例は少ないのですが、今回は福岡・東京とも無事に画と音声が流れてほっとしました。
2日間の大詰は、「世代間交流が社会を変える」
万博の地元・春日井市の吉田一平さんは、幼稚園から介護福祉専門学校、特別養護老人ホーム等をひとつの山に集めた「ゴジカラ村」の運営者。地域丸ごと世代間交流を地元から発信です。
草野篤子さん(信州大学教授)は、日本における世代間交流の第一人者。ちょうどアメリカで開かれた世代間交流の会議から帰国したばかりのホットニュース、各国の動きなどをご紹介いただきました。
和久井良一さん(さわやか福祉財団理事・渉外代表)と嵯峨生馬さん(NPOアースデーマネーアソシエーション代表理事)は、私と一緒にイギリス、アメリカの例を取材した3人組です。それぞれの取材での感想、和久井さんからは、日本の実例と対比しながらのお話、嵯峨さんは自ら回したビデオで、生き生きとした画像を示しながらの報告でした。
この間、会議は海を越えてイギリスへ、アメリカへつながり、草野さんがイギリスのアランさん(ベンジョンソン財団)、嵯峨さんからアメリカの先日お世話になったばかりのマット・カプランさん(ペンシルバニア大学)と声の交流。イギリスは明け方、アメリカは夜中だというのに、ともにさわやかな電話のお声でした。世代間交流が、人生のあらゆる段階で創造の可能性を高める、という事実がよく伝わったと思います。
というわけで、当会会員の大勢の参加を含め、市民パビリオンには常時大勢が集まり、盛会でした。皆様のご協力と、この企画を成功させたシニアルネサンス財団の河合 和さんに心からの感謝を捧げます。
10/3、10/4、2夜連続で放映されたNHK教育テレビ「福祉ネットワーク」、高齢者の住まいに関する番組の再放送が決定しました。
〈再放送日〉
私(樋口恵子)が、2回ともコメンテーターを務めるだけでなく、本会役員やゆかりの方々、田中とも江さん、本間郁子さん、流山ユーアイネットのグループホーム「わたしの家」など続々登場します。
以上、今週の樋口恵子でした。
東京は、ついこの間までの暑さが嘘のように涼しくなりました。街ゆく人のファッショ ンも秋色に染まってきました。実りの秋は食材豊富、食欲もりもり、結果は申しますまい。
さて、今週も「樋口恵子のちょっといい話」をお届けします。こちらは心の栄養、何回読んでも太らない。安心してごゆっくりどうぞ。
25日閉幕した愛・地球博。21世紀は市民の世紀であることを象徴するように、市民パビリオンが開設され、期間中多数の市民発のイベントが展開されました。
わが「高齢社会をよくする女性の会」が傘下に属する「高齢社会NGO連携協議会」は、終幕近い9月19、20日の両日、オール木造の市民パビリオン(400席)の舞台をほとんど独占して、世代間交流と国際交流のヨコ軸タテ軸が、21世紀の人間模様をくっきりと織り出しました。
初夏の頃から堀田力代表は、韓国・中国へ、私はイギリス・アメリカへ、それぞれ高連協のスタッフと取材に出掛け、この日のために準備万端整えてきました。
第1日目の19日(火)は、堀田力さんのコーディネーターで、中国・韓国の第一人者による高齢社会アジア事情のシンポジウム。韓国の安弼濬さん(大韓老人会会長)は厚生大臣を勤めた方で、今、韓国型介護保険の推進役。徐愛光さんは中国の全人代浙江省の代表を勤めた方で、定年後大きなNGOを組織している女性。さらに魏潤華さん(上海市退職者活動センター副主任)が加わり、アジアのシニアたちの生きがいづくりの体験交流。
それにしても、木のベンチは固く、1時間半座っていると完全にお尻が痛くなります。次の1時間「英国と米国に学インタージェネレーショナル・コミュニケーション(世代間交流)」を、私が報告するのですが、その前に何か少しでも体を動かしたいと思い、徐愛光さんがとても退職者とは見えない若々しさだったので「ちょっと大極拳の型をご指導いただけませんか」とお願いしてみました。
これが大当たり。中国のこの年齢の方はすべて大極拳のプロというべきか。あれよあれよと思う間に、さっと靴を脱ぎ、くるくると巻いた書類を短剣に見立て、大極剣舞だそうです。その流麗で軽やかな舞にはとてもついていけません。
私は、先生の脇で真似をするように言われたのですが、両足一緒にあげてひっくりかえりそうになったり、勢い余って先生にあわや鉢合わせしそうになったり、いやもう散々でした。
あとの私の話のはじめ10分間は、息が上がってフレーズが続かず、日頃の運動不足を 反省した次第です。しかし、はからずも中国高齢者・・・とくに高位高官だった人の多芸ぶりを目のあたりにしました。徐さんは71歳前後の女性です。後で聞くところによると、徐さんは若い頃病気をして、健康のために始めた太極拳は毎朝1時間半、この道40年という超ベテランです。会場の皆さんもリラックスすると同時に、本場の至芸に接することができました。
私の英・米世代間交流事情については、すでに前号までにご紹介したので割愛します。 その後の1時間半は「いつまでも元気で過ごすための世界井戸端戦略会議」という大フォーラム。堀田力さんと私・樋口恵子がリード役となり、先程アジアの事情が話されたので、先進国側の井戸端会議です。国籍もドイツ、スウェーデン、イギリス、アメリカ、ノルウェーという賑やかさ。年齢も、パビリオン勤務の20代から私の70代までと幅広く、老いてどんな生き方が素敵か、それぞれのお国事情をふまえて語り合いました。意外にピアニストのカレン福山さん(英国)ご夫妻はじめご自分の親とかご近所のお年寄り(ノルウェーのパビリオン職員)を挙げる人が多く、老い方生き方のモデルは身近から、という感を強くしました。
井戸端会議とは、かつて女性専科で、男性からは「くだらない世間話」のように見下されてきました。しかし21世紀は、生活と人生の実感を踏まえた現場の体験から政策が立ち上がる市民の時代です。わが世界井戸端会議が国際的リーダーシップをとる日がくることを確信しています。
井戸端会議に参加したハンス・ユーゲン・マルクスさんはドイツ人神父、南山大学学長、今回の愛・地球博ではボランティア委員長を勤められました。今回の延べ30万人にのぼるボランティアのなかで、60〜70代が31%を占めること。さらにボランティアリーダーの52%を60〜70代が占めることをご報告くださいました。シニアがボランティアの主流となる時代はもう万博で証明されたようです。
2日目(20日)のご報告は次回。 お楽しみに。
この週末は、アメリカのフロリダ半島を襲うハリケーンと日本の台風の予報で持ちきり。大きな被害が出ないことを祈るばかりです。10月の例会は、災害・防災問題を取り上げますので、ぜひそちらのお知らせもご覧のうえ、ご参加ください。
第24回高齢社会をよくする女性の会・広島大会は、地元のパワーあふれる大成功。総選挙当日だからこそ、よくぞ出てこられた福島瑞穂・坂本由紀子両国会議員と、ともに壇上に勢揃いした全国の地方議会女性議員の活発な交流は、印象深いものがありました。
EXPO 2005「愛・地球博」の瀬戸会場「市民パビリオン」では、本会が所 属する高連協(高齢社会NGO連携協議会)主催の「エイジングフォーラム2005」が開催され、19・20日は堀田力代表とともに、この日のために取材したアジア (堀田代表)、英米(私)のゲストを加え、日本からは福岡、東京、地元・長久手と、まさに地球規模の多彩なシンポジウム。
本会も藤枝市からは、池谷照代さんを筆頭に40人、湖西市からは「めぐみの会」の三上美恵子さんとお仲間、大府市からは「ネットワーク大府」の矢澤久子さんとお仲間、長久手からは「愛知高齢社会をよくする会」の那須野さとみさんとお仲間など、たくさんご参加いただき、オール木製のホールの中に、本会中年パワーの花が咲いた感じでした。
ところで、お知らせです。
これまでにも何度か登場したNHK教育テレビの「福祉ネットワーク」の "検証介護保険" のシリーズですが、今回は、有料老人ホーム、特別養護老人ホーム、グループホーム、小規模多機能施設など施設系がテーマです。2回連続です。
〈1回目〉 10月3日(月)夜8時〜 この日は有料老人ホームと特養がテーマで、本会理事の本間郁子さん(NPO「介護施設サポートセンター」理事長)が、ビデオ出演します。
〈2回目〉 10月4日(火)夜8時〜 グループホームなど認知症対応サービスが中心で、認知症に詳しい看護師の田中とも江さんが、ご一緒にスタジオ出演します。 なお、ビデオに出てくる素敵なグループホームは、昨年の本会東京大会でご報告くださった千葉県流山市の「流山・ユーアイネット」(米山孝平理事長)の「わたしの家」です。
本会のご関係者が、偶然ですが続々いっしょに登場。どうぞご覧のうえ、本会またはNHK福祉ネットワークへご感想をお寄せください。
以上、今週の樋口恵子でした。
「災難は忘れた頃にやってくる」のだから、日頃から「備えあれば憂いなし」とは昔からの言い伝え。ところが最近は、想像を絶する大災害・大被害が忘れる前にやってきます。関東大震災級の地震がいつ起きてもおかしくないといわれる東海・首都圏の心配事もさることながら、台風・洪水などの被害は毎年のことです。
今回、東京ウィメンズプラザフォーラムに参加し、下記の要領で「高齢者・こども・女性と防災の問題、災害 対策について」のシンポジウムを開催します。私たちは 阪神淡路・中越地震などの大災害から学んだことを、今後どう生かすのか、皆様とご一緒に考えたいと思います。
この問題については、まもなく調査に着手の予定ですので、活動の一環としてぜひご参加ください。皆様のご意見をお待ちしています。
今朝の東京(9/16)は、「暑さ寒さも彼岸まで」のとおりでした。アクセスしていただいた皆様のところはいかがですか。今週もニュースをお届けいたします。
広島平和公園内の「広島国際会議場」(大ホール、1500人収容)に、初日の10日(土)は開場2時間前から、待つ人、人、人…。ホール内に入りきれない人には、中ホールに映像視聴席を作りましたが、こちらも600席が足りずに、次々椅子を運び入れる有様。広島大会実行委員会も予想できなかった程の人の波でした。ご参加いただいた皆様には、不行き届きやご迷惑をお掛けし、申し訳なく思っております。
大女優の市原悦子さんの記念講演「いつか、ひとり」は、この大会の呼び物のひとつですから、終了後中ホールにもお出いただき、大喝采を浴びました。市原悦子さんを目の当たりにした観客の歓声もさることながら、「まあ、凄いんですねぇ、高齢社会をよくする女性の会って…」と言われたまま絶句された市原さんの素敵な横顔が印象的でした。その後の特別基調講演「介護保険改正にあたって」の講師、厚生労働省老健局総務課長・山崎史郎さんにも中ホールに出ていただき、大拍手でした。
メディアの発達で、瞬時に世界各地の映像も音声も入ってきますが、「生」の交流は何より勝るものだということを痛感いたしました。
この日最後は、痛快トーク「超高齢社会を拓く」で、出演者の上野千鶴子さん、春日キスヨさん、樋口恵子さんの組合せが前評判を呼び、各年代を代表して発するトークは「用事があっても席を立てなかった」と、多くの人に言わしめました。後日「会報」等で、内容は報告いたします。
ここまでお読みいただきましたので、次の日のことも少し触れますね。
特筆すべきは、この日のうちに7分科会の「速報」をだす、という実行委員会の約束が実行され、帰りぎわの皆様に7枚のミニ報告が手渡されました。その中から抜粋してお届けします。
前段の寸劇は、樋口恵子座付作で、ノンフィクション作家沖藤典子さんほか14人による問題提起の出し物であった。素晴らしい熱演で会場は爆笑の連続で、あっという間に時間が過ぎた。後段は、この問題提起に対してシンポジストから、地域の中で安心して生活を送るためには、公的制度と共にインフォーマルな地域の支えが重要である。女一人地域で生きる知恵を日頃から身につけることなど、シンポジストの幅広い体験や専門的な立場から多くの示唆がなされ、約400人の参加で盛況だった。
介護保険への要望
200席は満席になり次々椅子を追加したが、参加者の熱心さがビンビンと伝わってきた。とくに片山壽先生(尾道市医師会会長)の尾道方式を例を提示しながらの紹介は、今後全国民が享受できれは良いと思ったことだ。(村本登美枝)
・公的見守りの必要性
病気や障害を持っていても、ギリギリまで住み慣れた家で暮らし続けるには、どうあったら良いのか共に考えた。「一人暮らしの達人」吉沢久子さんから、健康・人間関係の貯蓄・人にあげられる能力を持つこと等が話され、薬真寺満里子さん(広島市社協・ボランティア情報センター所長)から、「在宅」を支える公的サポートに加え、民間サポートの事例報告があり、公的見守りネットワークの必要性を指摘された。黒田裕子さん(NPO阪神高齢者・障害者支援ネットワーク理事長)は、震災の経験から高齢者の閉じこもりの予防には自己主張ネットワークをつくること、人とつながっていることの大切さを力説。 まとめとして、春日キスヨさん(安田女子大学教授)から、「孤独にならないことが大切、日頃からそういう能力を培うこと」。
死は生きている限り避けて通れない。生きているかぎり誰もが行き着くもの。各シンポジストが、身内、ボランティア、医療関係の立場から看取りの体験をめいっぱい時間がもっとほしいくらいに話してくださった。そして、これからの看取りのあり方の夢を語り、夢実現への展望、現実の取り組みを情熱いっぱいに話していただいた。看取りについて深く考えさせられ、自分の近い(?)将来を考えるきっかけともなり、大変良かったです。(田中喜美子)
前半は、施設について、その種類と違い、費用の概要、大規模施設における介護保険導入前後の変化、認知症高齢者が少人数で暮らしているグループホームの取り組みなど説明され、後半は利用する側から要望・問題提起がされた。
(感想)
パネリストから大きな施設・小さな施設の説明がありましたが、施設の規模の問題ではなく、利用者にとって住みよい生活・居心地のいい生活・生きてて良かったと思える施設がいいなと思いました(畑口とき子)
井上治代さん(市民団体エンディングセンター代表)は、「後継ぎのいない墓」の紹介をして、1990年代以降葬儀のあり方が大きく変わった。自分らしく生き、自分らしく生を閉じたい人が増えたと話された。深江誠子さん(平安女学院教授)からは、樹木葬の紹介を中心に葬儀のやり方を決めておかないと遺族が困ることなど。パネリストからの問題提起に、会場からもたくさんの質疑があり、人生のフィナーレはいかにで話は持ちきり。
最後まで元気に生きるためには、働き続けることが大切だ! というメッセージがたくさん詰まった分科会だった。袖井孝子さん(お茶の水女子大客員教授)は、「高齢女性の就労について」の調査研究をもとに、高齢者の明るいイメージを若者に伝える必要を説き、天部テルミさん(広島県の女性の地位向上と社会参画をすすめる会運営委員長)は、国の制度を活かしたり仕組みを活用して、自分を地域で活かす場に出ていこう。平田富美子さん(IWAD環境福祉専門学校理事長)は、チャレンジして痛い目にあいながらも成長する。チャレンジはいくつからでもできる。横石知二さん(高齢者企業いろどり取締役)はお年寄りが収入を持ち輝いていると若者が町に帰ってくる。松井純子さん(NPOラーニングネットひろしま代表)は、そのために学びとチャレンジは欠かせない、と結び、会場は終始明るく前向きな意見が続出した。
全国大会では、毎回「女性議員を増やそう、議員をだす力を貯えよう」を合い言葉に、女性議員大集合の場を設けています。今回も会員である与野党の国会議員、地方議員が大集合する予定でした。思いがけず総選挙と重なり、一時は開催を危ぶむ声も出ましたが、坂本由紀子さん(参議院議員)、福島瑞穂さん(参議院議員)、木村民子さん(区議会議員)、地元広島の女性議員がずらっと壇上にならび、今回の総選挙を見据えて、女性議員を増やすための作戦・戦略会議が、堂々繰り広げられました。
多くの皆様のご支援・ご協力で開催されました今回の広島大会。すべての皆様にこころからの敬意を表し、厚く御礼を申し上げます。
2005年9月16日
連日記録破りの人出が報じられていますが、いよいよ最後の週になります。9/19、20の2日間は、瀬戸会場の市民パビリオンで、高連協独自のプログラムを展開します。堀田力・樋口恵子両代表を中心に、世界の高齢者と情報を交わし、様々な世代との交流を円滑にして、生き生きした活力ある地域づくりの担い手にみんなでなろう! を合い言葉に集います。
元気なわが女性の会の会員は、この日・この時目指して、全国から集まります。静岡の藤枝市、池谷照代さんはバスを仕立てて45人で繰り込みます。湖西市の三上美恵子さん(グループめぐみの会)、岐阜県のよくする女性の会(代表、久世須磨子)、三重県のよくする女性の会SOUIN三重(代表、高橋恵美子)、同じくよくする女性の会よっかいち(代表、坂倉加代子)、大阪の会(代表、小林敏子)、京都の会(代表、中西豊子)、地元からは高橋ますみさん、愛知のよくする会(代表、浅井節子)、ウイン女性企画(代表、下村美恵子)などから、問い合わせや申し込みが来ています。さてあのニュースで見る雑踏のなかで、うまく辿り着き、お互い出会えるでしょうか!!
人生の大先輩であるふたりの「未来館館長」が、未来を生きるための人生の極意を語ります。詳しい案内はこちらをご覧ください。
今週はここまで。樋口恵子はケンコウよりゲンコウで、締切に追いまくられています。
いつもの「ちょっといい話、とびっきり素敵な話」は次号にお届けいたします。お読みいただきましてありがとうございました。
現地では、1年以上前から準備を重ねてきた本会の第24回全国大会・広島大会が、いよいよ9月10日〜11日、広島国際会議場を会場にして開催されます。当日は1,500人の大ホールに入りきれない人々で溢れるのではないかと、現地の実行委員会は前評判の高さにうれしい悲鳴をあげております。
第2日目の第1分科会では、寸劇シンポと銘打って、本会名物の寸劇で分かりやすく楽しく問題提起をし、そのあとシンポジウム形式で、それぞれの専門家が問題の核心に迫るという大好評のスタイルを取り入れます。
詳しくは、追い追いご報告いたしますが、今年は戦後60年という節目の年にあたり、被爆都市・広島は、鎮魂の日々に明け暮れていると聞きました。寸劇の終わりに、替え歌を入れているのですが、その最後を会場のかたがたと一緒に「広島」に捧げる気持ちで歌うことにしています。
下を向いて 歩こう
あなたの 声が聞こえる
思い出す夏の日 六十年前
きのこ雲 空のうえに
火の海は 大地を焦がす
下を向いて 歩こう
面影を 見つめるように
生きたくて 生きたくて
生きたかった あなた
長寿国 平和のあかし
長生きは 平和とともに
前を向いて 歩こう
涙を ふりそそぎながら
生きたくて 生きたくて
生きたかった いのち
永 六輔さん、そして中村八大さん、坂本 九さん、素敵な歌をありがとう。著作権協会に伺い差し支えないということで、使わせていただきます。
昨年の「討ち入りシンポ」(2005.12.11、於:女性と仕事の未来館)で来日した(財)マンスフィールド財団のメンバーと、7月に訪米した樋口はじめ日本のメンバーが合同でシンポジウムを開催した(於:ワシントン)お話は、すでにご報告いたしました。そのおりの写真を2葉ご紹介いたします。
このシンポジウムの記事が、なんと海を越えて、日本の新聞に載っているのを偶然講演先の楽屋で見付けました。(時事通信社配信、9/2付「茨城新聞」です。講演先では、色々なニュース、素敵な人々にであうのですが、こんないい偶然もあるのですから、やはり旅はやめられない)
その中で、討ち入りシンポの基調講演者・シャーリー・ウィルチャーさん(前労働次官補)は、「ブッシュ第2期政権高官の女性比率は27%で1%しか増えていない。最高裁判事も女性が男性に変わる」と指摘。それでも「高官」に女性が1/4以上とは…。
以上、今週の樋口恵子でした。お読みいただきありがとうございます。
今週は休日を返上して、久しぶりに国立女性教育会館ヌエックの「男女共同参画のための女性学・ジェンダー研究・交流フォーラム」(8/26〜28)に参加。最終日の午後のワークショップで「働く高齢女性(おばあさん)が、未来を変える」をテー マに、本会の調査(2004年度(財)倶進会一般助成研究「高齢女性の就労につい て」)報告を行い、参加者と語り合いました。
21世紀は、高齢女性とくに一人暮らしのおばあさんが急増するとの予測から「おばあさんの世紀」と捉え、おばあさんの生き方が社会の主軸となり、おばあさんの有り様が日本社会を形づくる、と考えて、上記の調査研究に取り組みました。
当日の出演者は、研究者側から樋口恵子、袖井孝子。働く高齢者側から田中蘭子 (75歳・開業医)。文字通り元気いっぱい社会を支えている若々しい3人に、会場からは感嘆の声が上がり、「元気が出ました。参加してよかった」と手を振って帰られる参加者の姿に、スタッフも元気が出た! というワークショップでした。
支えられる側になるより、ひとりでも多くの高齢者が社会を支える側にまわろう、という発想の転換は、参加者から大きな共感を得ましたが、働き続ける難しさ、厳しさも労働現場の声として語られました。山積の問題解決に向けて、今後も活動を続けたいと思います。
猛暑のなか、広島大会実行委員会の息長くかつ力強い奮励努力の結果、前売チケットの売行きは順調。そこへ中国新聞に実行委員長のひとり、春日キスヨさんのインタビューで、大会の内容が紹介されました。途端に申し込みの電話が殺到し、現地事務局はうれしい悲鳴をあげています。これで質量ともに賑やかな大会になる見通しです。
予告どおり、8月30日(関係ないけど、総選挙公示の当日)に、館長・渥美雅子さんのご好意で、女性と仕事の未来館に於いて長時間の読み合せと総稽古。全国で繰り広げられる総選挙の舌戦に勝るとも劣らぬ、熱き稽古ぶりでした。老いて大敵に向かう女優陣の主な配役は、泥棒被害者/吉武輝子、振り込め詐欺にやすやすと引っ掛かる気取った祖母/松村満美子、威張りくさって廃用退化の亭主/座頭・沖藤典子。
当会名物の幽霊は、今回は、「残念無年金幽霊」。渥美雅子ユーレイに、吉武輝子・稲葉敬子ユーレイが絡むユーレイ・トリオ。
フィナーレでは、原爆による被災者への鎮魂の思いを伝える歌を、会場の皆様もご一緒にお歌いください。
この寸劇は、もちろんシンポジウムの導入部というか、問題提起。女優たちは、たちまち各界の専門家に早変わり。沖藤典子コーディネーターと共に、演じて良し、語ればさらに良しの論客揃いの「老いの大敵」撃退、安心安全確立の戦略会議が続きます。お聞き逃しなく。
ところでかくいう私、樋口恵子は、座付作者の役目は果たしましたが、分科会は 「介護保険」です。全部で7つの分科会がありますから、ぜーんぶ満員にしてくださいませ。
女性政治家大集合! には、いまのところ坂本由紀子さん、福島瑞穂さんがご出席予定です。女性と政治家について、いろいろ考えさせられる今回の総選挙。大いに語り合いたいと思います。
投票日当日ですから、期日前投票を皆様お忘れなく!
今週の樋口恵子でした。
「週刊WABAS」第2号をお届けします。
大型台風7号の接近で、開催を心配する問合せが 殺到した 去る7月26日の「個人情報保護法」パート1。さて、今回の、「個人情報保護法」パート2 は、またもや台風。今度は11号が関東直撃、と予報され、どしゃ降りの雨をついての開催となりました。(8/25)。
雨が降ろうが、槍が降ろうが、予定通り「やります」という本会の姿勢に、会員外の参加者からは感嘆の声が上がりました。
今号は、アメリカの男女共同参画の一端をお届けいたします。
昨年「女たちの討ち入りシンポ」で、日米「老いの安全保障」についてのクリスマスの雪も吹っ飛ぶ熱い討論を繰り広げたのは、マンスフィールド財団が招いた7人のアメリカ女性代表団。この7月には、反対に日本から私を含めて7人(横浜市女性協会理事長の藤井紀代子さん、国会議員の水島広子さんなど)がアメリカへお招きを受けました。
訪問先はミネソタ州と首都ワシントン。ミネソタ上院議員は70年代ベトナムから移民し、弁護士から議員になった女性36歳。「当選しなくても、立つことに意味があるんです」の台詞に日本側「樋口さん(都知事選)への励ましみたいね」
ミネソタ州副知事は、爽快なほど飾りっ気のないたくましい女性で、建設・都市計画局長を兼任。
州都に近い人口わずか6千人の、ファルコン・ハイツ市の市長も女性。「州内の女性首長はざっと17%」だそうです。市長もパートで、本職はコンピューター会社の経営者。常時付添う夫君はミネソタ大学・宇宙物理学教授。
「市長の夫の役割は?」と質問したら、
という明快なお答えでした。
日米協会ホールで開かれたシンポジウム。女性のための「政策的課題」「社会的課題」の2つのグループに別けて、再会を果たした昨年の米側代表シャーリー・ウィルチャーさんはじめ3人が参加。日米両国代表が、同時に登壇するという、あの討ち入りシンポ形式。この企画すべての総元締めで、マンスフィールド財団副理事長ペイジ・コッティンガムさんが言いました。「このやり方は、東京の討ち入りシンポで、とてもいいと思ったから、真似させてもらったわ」
WABAS方式はこんなところでも、海を越えています。次回は写真を掲載できたらいいな、と思っていますが、今日はここまで。樋口恵子でした。
第24回全国大会・広島大会は、来る9月19日・11日に広島市の国際会議場で開催されます。
11日(日)午前中開催の第1分科会は、本会名物、名付けて「寸劇シンポ」見たことない人は、ぜひ一度ご覧ください。百聞は一見にしかずとは、まさにこのことなり!
昨年に引き続いて珍しく台本がすでに完成。(かつて本番前日脚本完成、リハなしで本舞台を踏んだ経験さえある本会役者陣は、思わずう〜んと唸りたくなるような話)
座頭・沖藤典子、舞台監督・望月幸代、豪華スターの勢揃い、渥美雅子、吉武輝子、松村満美子、谷島陽子、松田敏子、稲葉敬子、ほかにも井上由美子、本舞台には大阪や宇部からも芸達者が加わります。
今週のニュースは以上です。そろそろ暑さのお疲れが出てくる頃です。みなさまくれぐれもご大切に、ご無理をなさいませんように。
残暑お見舞い申し上げます。お元気でいらっしゃいますか。いつも、本会のホームページをご覧いただきまして、ありがとうございます。
昨日はまた、楽しいはずのお盆休みに、宮城県沖の地震。災害にあわれた皆様には心からお見舞いを申し上げます。
さて今週から、本会のホット情報を、気取らず、迅速にお届けする「週間WABAS」をスタートさせました。お読みいただけたらうれしいです。なお、お問い合わせ等は、事務局まで。 (2005.8.17)
NHK教育テレビ 「福祉ネットワーク」で、樋口恵子がコメンテーターとなり、介護保険問題を3夜連続の番組で再放映決定。前回5〜6月の放送が大好評につき再登場です。前回お見逃しの方はもちろん、すでに視聴済みの方もぜひご覧の上、ご意見・ご感想をNHKにお寄せください。以下放映予定です。
なお、再放送予定は、8/29〜31 の13:20〜13:50 同じく教育テレビです。
「個人情報保護法」ができたけれど、一体何を守ってくれるの? 相変わらず、「お墓買いませんか」「やせたいですか」「有利な利殖法ありまが」など、ひっきりなしの電話やダイレクトメール。我が家の家族構成、家庭の事情などすべて知られてしまっているような昨今です。では、これから何が守られ、反対に守る側の責任はどうなるのか。「個人情報保護法を正しく理解し、守り、守られるために」のセミナーを開催します。まだお席があります。ぜひ、ご参加ください。
21世紀の半ばには、4人にひとりは65歳以上の女性(そのころおばあさんと呼ぶかどうか)が占めると予測され、その女性の生き方、考え方次第で、日本社会はもちろんのこと、日本に続く高齢諸国も大きく変わるであろうと、大上段に振りかざしたこのタイトル。おもしろいとマスコミが注目して、「シルバー新報」8月12日号に記事が掲載されています。もっと詳しくお知りになりたい方はぜひ「ヌエック」までお越しください。
お申込み・お問合せは、事務局までお早めにお寄せください(TEL 03-3356-3564(月・水・金))。ヌエックでは受け付けてくれませんので、お間違いのありませんように。
今週はここまでです。ご覧いただいてありがとうございました。