人生100年 週刊WABAS100号。「やったぁ」という感じ。 ご愛読の皆さま、そして編集執筆に携わった運営委員の皆さま、すてきな原稿をお寄せくださった外部講師の皆さま、ほんとうにありがとうございました。
これからも、薄くても中味は厚く濃く、をモットーに情報をお届けいたします。
山口県周南市で開かれた全国大会は開会式に引き続き樋口理事長の基調講演からスタートしました。テーマは「震災もどっこい生き抜く 未来を創る」です。続いて同じテーマで大会フォーラムが開催されました。
引き続きシンポジウム第一部「一人ひとりの食を考える」が開かれ、2日目は第2部、第3部として「住」「医」について考えました。
そしてフィナーレとなり、最後に次の全国大会開催地、大阪・堺市(2012.9.22〜23)に大会旗が手渡され無事終了しました。
第30回全国大会山口県周南市大会が8月27日、28日の二日間にわたって山口県周南市文化会館で開催されました。会場の文化会館は徳山藩館邸跡地に建てられたもので周りには文化施設も多く、手入れの行き届いた緑に囲まれたすばらしい場所でした。お天気にも恵まれ大会日和の二日間となり、2000枚のチケットも完売で、全国津々浦々からの参加者で会場は大入り満員でした。まずは第一報として開会式の模様をお伝えいたします。
内閣府と高齢社会NGO連携協議会(高連協)は、少子高齢社会において求められるシニアの社会参加活動を促進する啓発イベント「高齢社会フォーラム・イン東京」を、今年も開催いたしました。会場は丸の内の東京国際フォーラムで、交通至便ですが、連日の猛暑酷暑にうだっていた連休の中日でもあり、はたして聴衆・参加者の出足はいかに、と心配されましたが、首都圏外からも熱心なご参加があり、会場は満席となりました。午後の3分科会もそれぞれ大盛況でした。
シニアも元気で社会参加するために、仲間と情報交流をして、国の高齢社会対策・政策も聞きたいという人々で埋められた会場の雰囲気をお届けいたします。
なお、ご興味・ご関心ある方はこの秋(11月14日)開催予定の、高齢社会フォーラム・イン横浜に、ぜひご参加ください。(間近になりましたら「高連協」ホームページなどをご覧ください)
6月25日は総会に続いて「震災を越えて生きる 高齢者と支援」のテーマで震災報告会と記念講演が行われました。
はじめに「被災地からの状況報告」として大地震、大津波の後ご自身を含め多くの被災者と向き合い応援した体験と問題が報告されました。報告者は坂本恵子氏(岩手県宮古市地域医療保健推進監、被災者)、武田美江子氏(NPO法人あかねグループ理事長、仙台市)、濱田千恵子氏(高齢社会をよくする女性の会福島代表)、吉成夏子氏(郡山高齢社会をよくする女性の会事務局長)。司会は樋口理事長と沖藤副理事長。続いて「災害からの復興〜地域包括ケアと住まいの組み合わせ〜」と題して小山剛氏の記念講演がありました。小山剛氏は長岡市高齢者総合ケアセンターこぶし園総合施設長。中越大震災後の教訓を生かし、災害福祉支援ネットワーク・サンダーバードを立ち上げて、今回の東日本大震災でも精力的に支援活動を展開されています。どちらも大変有意義な内容で参加者からは大好評でした。詳しくは会報208号をご覧ください。
6月25日、総会が無事終了いたしました。心配されたお天気も天気予報が運よくはずれ、雨も降らず、暑くもなく、という総会日和でした。 南は九州から、北は北海道まで、全国各地から会員が駆けつけてくださいました。 議事進行もスムーズに運び無事総会終了。総会後の震災報告会と記念講演については次号週刊WABASでご報告いたします
来る8月27日(土)、28日(日)の2日間にわたって、山口県周南市文化会館大ホールを会場に、全国大会が開催されます。すでにチケット(2日間共通、1枚1000円)も発売されています。よろしかったらぜひお申し込みください。
(詳しくはこちら)
さて、去る12日(日)周南市の徳山社会福祉センターで地元の第9回実行委員会が行われ、樋口理事長が参加して、地元の実行委員会の方々と交流し、会場の下見もいたしました。実行委員会の中枢となっている「高齢社会をよくする女性の会・徳山」(代表長谷川和美)は、配色サービスを中心としたボランティア活動団体です。本会に入ったきっかけは第10回大会(1991.9.2 於東京虎ノ門ホール)に参加したこと。テーマ「老いの青い鳥を求めて」チルチル爺/永六輔、ミチル婆/秋山ちえこの青い鳥探しのドラマに感激し、11月にはグループ会員になりました。今年の大会を開催するにあたり「老いの青い鳥を求めて」の大テーマは一歩もゆずらず、青い鳥は今大会のシンボルマークとして生きつづけています。
震災からちょうど一ヶ月。放射能汚染が拡大する中、私たち高齢社会をよくする女性の会は緊急運営委員会を開き、女性・高齢者の視点からの災害・復興対策への提言書をまとめ、辻元清美内閣総理大臣補佐官、細川律夫厚生労働大臣に提出いたしました。被災者の多くを占める女性高齢者、その命を守るため命がけで働く職員にも女性が多く、さらに当会会員をはじめ多くの被災地女性が支援活動をすすめています。災害時の女性の状況、女性の活躍を可視化し、支援・復興計画への男女共同参画を推進するよう提言いたしました。
各政党にも提出いたしました。
要望書についてはHPトップの速報をご覧ください。
5月11日衆議院厚生労働委員会で古屋範子議員が当会の名前を挙げ要望書の内容に触れて質問してくださいました。議事速記録をご覧ください
樋口理事長が亀岡市の「生涯学習ゆう・あい賞『千 登美子賞』を受賞し、2月13日に亀岡市のガレリアかめおかで授賞式がありました。 亀岡市は全国で2番目〈1988年)に「生涯学習都市」宣言をした生涯学習では有名な市です。 生涯学習賞は今年が第10回、選考委員に京都を代表する大学者が並ぶ、大変名誉ある賞です。 選考理由には「女性問題、福祉、教育の分野で幅広く活動を行い、わが国における女性の地位向上に大きく貢献した。
また、国の男女共同参画審議会やボランタリーな高齢社会をよくする女性の会理事長を務めるなど、 多年にわたり男女共同参画社会に向けた気運の醸成等に貢献された。この功績を高く評価するとともに 深く敬意を表し、生涯学習ゆう・あい賞『千 登美子賞』を贈呈する。」とありました。 授賞式に続いて受賞記念講演会が「第61回コレージュ・ド・カメオカ」として開催されました。 会場を埋め尽くした聴衆をうならせる名調子で「人生100年 学びて生きる」と題して講演を行いました。
「歳末名物討ち入りシンポ」は大盛況のなか、無事今年の討ち入り「生活援助と軽度者を介護保険から外してはならない」を果たしました。厚労省の川又振興課長さんも穏やかに私たちの思いを受け止めてくださいましたのでこれからも引き続き介護保険法の改正を見届けてまいりたいと存じます。
当日はメディアもたくさん取材に来てくださいました。NHKの夜9時のニュースでも放映されました。多くの方がごらんになったようです。
各方面の皆様のご協力と、当日ご参加くださいました会場溢れんばかりの270人の皆様に心からお礼申し上げます。
介護労働安定センターは平成4年に設立されました。以後18年にわたり、全国の介護事業所に対して経営や雇用管理改善の助言、介護労働者の能力開発を行い、介護職員基礎研修受講者の80%以上をセンターが実施しています。平成14年からは、大規模な「介護労働実態調査」を実施、行政各機関や介護労働団体、研究者などから高い評価を得てきました。
今後高齢社会の進展にともない、介護労働者は現在の2倍が新たに必要といわれております。このような大切な時期に、雇用管理と能力管理の実績を有する介護労働安定センターが「廃止」となり、介護労働者の就労環境の整備、能力アップなどの事業はこれからどうなるのか大変危惧されます。
改善すべき点も多々ありますが、介護労働安定センターは「廃止」されていいものか、このことをどうぞ皆様ご検討の上、各地で意見表明をしてくださいますようお願いいたします。
10月12日、東京で、日本看護協会とMSD株式会社共催の「女性=健康」〜健やかな日本の今日と明日のために〜の国際シンポジウムが行われ、本会も招待者名簿の提供などでご協力しました。1981年,史上最年少(41歳)でノルウェーの首相に就任し、初の女性首相として在任期間は10年を超え、最近までWHO事務局長を務めたグロ・ハーレム・ブルントランドさんから「日本女性よ、立ち上がれ」と、力強いお話がありました。
講演者・パネリスト内外8人のうち、堂本暁子さん(講演)、下村満子さん・私(パネリスト)と3人も本会会員であり頼もしいことでした。
記念レセプションには皇后さまがご臨席、「高齢社会について努力していることを見ています。これからもずっと尽力を」というおことばをいただきました。私、思わず急接近、お手を握ってお答えしました。後で気づいて「皇后さま、お手に触れてもよろしゅうございますか」 話の前後が逆転して、文字どおり粗忽なことでしたが、このおことばは全会員へのお励ましと存じます。遠くから本会理事・井上千津子さん、青木千代美さんはじめ10人以上のご参加、ありがとうございました。