これまで当会は、WANおよびケア社会をつくる会と共同で、介護保険の改悪を阻止する活動を続けてきました。この度、10月27日投開票の衆議院選に向けて、介護保険に対する各政党の立ち位置を明らかにするために質問状を送付いたしました(詳細はこちら)。その結果がまとまりましたので、ご報告致します。皆様が投票する際の参考にしていただければと思います。
これまで当会は、WANおよびケア社会をつくる会と共同で、介護保険の改悪を阻止する活動を続けてきました。この度、10月27日投開票の衆議院選に向けて、介護保険に対する各政党の立ち位置を明らかにするために質問状を送付いたしました。選挙の前に結果を報告することで、皆様が投票する際の参考にしていただきたいと考えております。
詳細は
こちらをご覧ください。
Excelの申請書(1枚目、2枚目)をダウンロードしてご記入のうえ、郵便でお送りください。ダウンロードが難しい方は、本会事務局にご一報くださいませ。
「高齢社会をよくする女性の会」は、これまでに高齢社会における様々な問題の調査研究による情報提供と政策提言等の活動を行ってきました。今回の調査の目的は、実際の介護保険サービスに関する利用者(当事者)の感想や評価、要望などを集めて、サービス利用の実態及びニーズを把握することです。
“介護の社会化”をめざして2000年4月にスタートした介護保険制度ですが、はや四半世紀が経過し、この間に法改定が繰り返されてきました。毎月支払う介護保険料は増額し続けています。一方で軽度とされる要支援1-2の認定者には、介護保険サービス以外のサービス利用が勧められており、要介護1-2の人へ対象を拡大することも議題にあがっています。
こうした現況を睨みながら、サービスを利用している当事者からの意見や要望を発信していくことの重要性を痛感しています。今回の調査は当事者側の意見を反映するものとして大きな意味があり、調査結果は公表し、政府や審議会などへの提出を予定しています。
なお、今回の調査で、ご本人によるアンケート用紙記入が難しい場合は、代筆での回答も可能です。ただし、あくまでもご本人の意見をご記入くださいますようお願いいたします。
また、回答内容は個人が特定されないように、すべて統計的に処理し、調査用紙はプライバシー保護に十分に配慮したうえで、集計・統計的処理の後は厳正に廃棄いたします。
アンケート用紙の回収締め切りは2024年7月末です。
皆様のご協力をお願いします。
郵送・FAX・メールでご返送お願いいたします。
NPO法人高齢社会をよくする女性の会 事務局
住所:〒160-0022 東京都新宿区新宿2-9-1-802
TEL:03-3356-3564(月・水・金) FAX:03-3355-6427
E-mail:wabas@eagle.ocn.ne.jp
●申込みは下記サイトまたは右のQRコードより
2023年衆議院議員会館内集会(オンライン中継) このままでは保険”詐欺“になる〜介護保険は崖っぷち
今回は、時代の流れを反映して、原則、Webでの申込受付となります。
受付は8月1日開始です。お待ちしております。
大会内容等は
こちら(1732KB)をご覧ください。
■参加登録サイトアクセスの方法
PCの方:https://smart-st.jp/wabas/attend/
スマートフォン、タブレットの方:右のQRコードから
詳細は
こちら(981KB)をご覧ください。
ホームページ上で、直接応募申請はできません。応募書類をお送りいたしますので、本会事務局にご一報くださいませ。
または、Excelの申請書(1枚目、2枚目)にご記入のうえ郵便でお送りください。
NPO法人「高齢社会をよくする女性の会」が2022年7-8月に実施した調査のテーマは「女一生の働き方」である。約700名の会員へ送付される会報に添付して調査票を送付したところ159票の回答が集まった。その内訳は、22歳から97歳までの女性が157名、70代の男性2名であった。女性回答者のうち、約4割を占めていたのは70代、つづいて約25%を占める80代からも多様な内容の回答が寄せられた。これら一つ一つの回答用紙には、まさしく昭和・平成の時代を、働く女性として悩み苦しみながら、しかし生きがいや喜びも感じつつ、しなやかに、したたかに生きてきた女性たちの様々なライフヒストリーが満載されていた。続きは、こちら(pdf:1,672KB)をご覧ください。
たくさんのご応募ありがとうございました。只今審査中ですので、結果が決まり次第ご報告させていただきます。
コロナ禍により、人とのつながりが乏しくなった高齢会員から、インターネットに挑戦してでも交流したいという意見が「コロナ体験記募集」に寄せられました。
そこで、65歳以上の高齢者について、ICT(情報通信技術)に関する基礎調査を行うことになりました。とくに高齢女性はICTに弱いと言われていますが、果たして実態はどうなのか、本会会員を中心に、お仲間に呼びかけていただく機縁法で、高齢者のICTの実態を調べてみたいと思います。簡単な設問ですので、どうぞご協力くださいませ。なぜか実施前から注目されております。
本会創設の礎となった「第1回シンポジウム」(1982年9月)から、毎年、一度も休むことなく年1回の全国大会を昨年の第38回秋田大会まで続けてきました。北は北海道札幌市、南は九州の大分、熊本まで、開催地の実行委員会と地元自治体とメディアや関係団体の協力を得てつないできたネットワーク「活動の輪」は、まさに本会の財産であり、活力であり、何より大切な誇りでもあります。
それがなんと「コロナ禍」で今年の第39回全国大会、10月11日、東京家政大学で開催予定だった東京大会は、行き場を失いました。あらためて無念なり!!
状況が好転すれば、12月14日に予定の「女たちの討ち入りシンポ」を東京大会に差し替えたい── 一縷の望みをかけているところです。
理事長のコロナ禍体験記募集に応じて集まった原稿は、ステイホームの影響もあってかあっという間に40編。『私のコロナ体験記』としてまとめました。
ヨタヘロ最盛期の本会会員が、ありのままを見つめ、地域や家族を支えている姿は多彩で、多岐に亘っています。この記録集が、これから先コロナとともに生きるための「応援歌」として受け取っていただければ幸いです。
<事務局より> コロナ禍自粛により当面(水)は早朝から午後2時までの出務になります。(月)(金)は今までと変わりません。ご協力の程よろしくお願い申し上げます。
まだ、終わりの見えないコロナ禍ですが、必ず出口は見つかります。コロナ禍の中での新体験を、どうぞ忘れずに「記憶」し、「記録」していただきたいとお呼びかけ申し上げます。
コロナ禍の中で、介護保険がどのように機能したか。あるいは「崩壊」の危機にさらされたか。何よりも日本の高齢者の置かれた状況、とくに危機にさらされたときの状況を記録し共有したいと思います。
死者の大半を占めるのは高齢者ですが、高齢者施設の現状はどうなっているのか。「移動の自粛」の中で「遠距離介護」は機能できたのか。コロナ禍による失業のかげで目立たないけれど、コロナ介護離職もきっと増えているのでは─。そして何よりも今の今、医療、介護現場で危険に身をさらしつつ、職責を全うしている方々の声を聞きたいと思います。
コロナと高齢者・高齢社会について、あなたのご体験をお寄せください。
人生の最終段階での医療をめぐってACP(人生会議)が厚労省から提言されています。
本会では、7月の秋田大会を含め、5月、7月例会のテーマとして連続的に取り上げ、好評をいただいています。厚労省は2007年以来このテーマに関するガイドラインを策定。
今回お迎えする樋口範雄先生は2017年度「人生の最終段階における医療の普及・啓発の在り方に関する検討会」で座長を務められました。樋口先生は法学者。高齢者にかかわる法制度に詳しい方です。法律学の視点からまた新しい知見をご教示いただけると期待しています。
日本全国のみならず海外・韓国からもご参加いただき、心より御礼申し上げます。手作りの秋田らしい大会は多くの参加者の心に残りました。また、秋田大会への熱い応援メッセ―ジが込められた大会協賛金も皆様から頂戴致しました。感謝の気持ちとともに、活動資金として有効活用させて頂くことをお約束いたします。
穏やかに自分らしく人生の幕を閉じたいというのが多くの人の願いではないでしょうか。
死が迫っている段階においても、できるだけ本人の意思や価値観が尊重されるよう、本人・家族・医療介護関係者から成るACP(アドバンス・ケア・プランニング 人生会議)を厚生労働省は推奨しています。ACPについて、まだまだ情報が不足しています。
この問題について、もっとも精通している専門家から、その特徴、運用上の注意点、効果などについてお話しいただきます。
会員の皆さま、お変わりございませんか。新年度総会のご案内をさせていただきます。
健康にも格差がある! 誰にも命は平等に一つ。命を快適に生かす基本は健康! その健康に、収入や地域によって格差があるのです。人の心とからだ、そして地域と社会の健康度を診断する名医・近藤克則先生。
今年の記念講演は、2年がけでお待ちしていた近藤克則先生をお迎えいたします。どうぞご期待ください。
☆おかげさまで、立ち見も出る満員御礼で、終了いたしました☆
ACP──このことばは、今年高齢社会関係者の間で、話題になるでしょう。
アドバンス・ケア・プランニングの頭文字ですが、厚労省が昨年発表した終末期の高齢者の医療への対応を検討する場です。
患者本人の意思を中心に、家族・医療・介護などの関係者が語り合う。「人生会議」と名付けられました。これまでの議論の経緯、今後の課題などについて、厚労省医政局の担当官から直接お話を伺うよい機会です。ぜひご参加ください!
2020年東京オリンピックの準備たけなわの首都東京!ここに災害がやって来たらどうなるか。歳末シンポで、佐々木信夫先生のご発言は、私たちに「首都大崩壊」への関心を高めさせました。
見たくないものを直視する勇気から備えは始まります。
日本の総人口3分の1近い首都圏から、災害による生活崩壊をどう防ぐか、ご一緒に考えましょう。
人生100年時代を迎えて、最期の迎え方についてまた議論が高まってきました。在宅をすすめる政策とともに医療・介護の体制は整ってきています。
一方で家族の老老化、おひとり化も増える一方。 高齢者在宅医療の先駆者であり、私たちNPOにもおなじみの新田國夫先生から最新の情報を伺います。
☆ おかげさまで会場満席、例年にも増して大好評の討ち入りシンポが、無事終了いたしました。ご協力ありがとうございました。
2018年の夏と秋は、日本中が打ち続く自然災害の対応に追われました。どのような災害にも、死傷者の多くを占めたのは高齢者でした。
避難所での高齢者対応は、トイレは、食事はどのように改善されたでしょうか。
避難所の責任者に女性の登用は−−−?
1995年の阪神淡路大震災以来四半世紀近く、数々の経験が重ねられたはずです。災害と女性とくに「高齢女性の災害のあとさき」を追跡し検証したいと思います。災害弱者の視点から自然災害への対策についても学ぶ機会としたいと思います。
☆大盛況で無事終了いたしました。
8月、NHKドキュメンタリー番組で放映された「在宅死“死に際の医療”200日の記録」は、見る人に大きな衝撃を与えました。
死を覚悟しながら「在宅」を選ぶ患者、高齢者。主たる介護家族の中には懸命にガン末期の父を支える全盲の娘さんも… 長い親子関係に疲れ果てた感じの家族もありました。
在宅患者・家族に寄り添う医師、小堀鴎一郎先生は、現役時代外科医として著名な方(現在、新座市堀ノ内病院名誉院長)。高齢者のみとりの場としての「在宅」について、ご一緒に考えましょう。
☆大盛況で無事終了いたしました。
皆様におかれましては、益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。「第37回 高齢社会をよくする女性の会 全国大会 in 川越」についてご案内申し上げます。
小江戸川越の地にお越しの皆様から貴重なご意見をいただき、また、地元の幅広い年齢層の方の参加により、地域の絆を深め、大会の成功を願っております。皆様には万障お繰り合わせの上、是非ご参加くださいますようお待ち申し上げております。
☆大盛況で無事終了いたしました。
2011年3月11日の東日本大震災を機に、本会では高齢期の生と終末期のあり方、地域の防災・ケアについて、2年間にわたり、医療・介護・福祉・自治体・法律などの専門家を招いての勉強会とそれらをもとに「人生最後の医療に関する調査」を行い、活発な活動のエンディングは「老いの生き方と終末期ケアについての北欧視察にまで至りました。
この度は、その勉強会に講師としてお招きした石飛幸三先生に、7年ぶりにご登壇いただけることになりました。高齢者の終末期の医療に関してつねに世論をリードされておられる石飛先生に、あらためて現状の問題点、未来の方向性などお聴きしたいと思っております。どうぞ奮ってご参加ください。
☆第14回総会は盛況のうちに終了しました。
会員の皆さま、お変わりございませんか。新年度総会のご案内をさせていただきます。
最近のあらゆる人口予測は高齢人口の増加と、その中でも単身者の激増を示しています。もちろんその多数派は女性。年金や資産形成の機会から疎外されてきた女性の老後。あらためて女性の貧困の最底辺というべき女性刑務所の取材から出発して、読売新聞東京本社・前社会保障部長、猪熊律子さんの記念講演をお楽しみに。
☆大盛況で無事終了いたしました。
国は、子育てから介護まで「地域、地域」と地域包括一辺倒の観があります。新年早々に、本会もメンバーの「高齢社会NGO連携協議会」主催の「民間きずな国民会議」が開催され、人口減・超少子高齢社会における地域の新たなきずなづくりについて協議し、提言が採択されました。
今回講師にお招きする斉藤正身先生は、地域包括ということばが出るずっと以前から、「医療も介護も市民のくらしも地域の中にある」、「施設もホームも地域のなかにある」と、地域が要の、川越のまちづくりを実践され、全国の注目を集めてこられました。今年の全国大会は川越です。
斉藤先生には、全国大会で重要な分科会を担当し地域のなかにある医療・介護・子育ての全容を語っていただきます。今回はそのプロローグです。ご期待ください。
☆お陰さまで無事盛会にて終了いたしました。
詳しいことは会報1月号で報告いたします。
高齢者の服薬について厚労省が「検討会」を設置したことを歓迎し、行方を注目しています。まずは高齢者として当事者の立場から、服薬の現状を明らかにしたいと取り組んだ実態調査が、五千票余の回答をいただきました。集計分析半ばですが、中間報告会を開催します。
クスリが無くては生きられない、クスリが頼りの高齢者にとって、安心できる服薬とは、すぐ忘れてしまう服薬の安心安全管理は・・・、五千票の実態調査が語る声をご一緒に聴きましょう!ぜひお出かけください。
総合司会: 松村満美子
☆盛会にて無事終了いたしました。
高齢者医療の中で、クスリのあり方は、最近大きな注目を集めています。厚生労働省は、今年4月「高齢者医薬品適正使用検討会」をスタートさせました。本会を代表して私もその構成メンバーです。
この機会に、高齢者本人と家族の立場から、高齢者の服薬の現状と問題点を明らかにしたいと存じます。今回は「検討会」の副座長である秋下雅弘先生から最新の情報を伺えると期待しています。
☆盛会にて無事終了いたしました。
病気といえば、昔から「医者よ薬よ」といわれ、医と薬は表裏一体。その薬と大利用者である高齢者の関係が行政の場で議論されることになりました。
まずはその行政当局の責任者から高齢者とリスクについて、これまでの歩み、現状の問題点などについてお話を伺います。また医薬以前に、健康保持に重要な食事について行政の対応もご説明いただきます。今年度の重要な研究課題の一つです。ぜひお誘い合わせてご出席
くださいませ。
☆盛会にて無事終了いたしました。
会員の皆様、お変わりございませんか。新年度の総会のご案内をさせていただきます。
会場は久しぶりで渋谷のウィメンズプラザホールです。ご記憶を辿りながらお出かけください。
記念講演には待望の先生をお迎えいたします。日本老年医学界の分野を、理論・現場ともに拓いていくお医者さま、国立長寿医療研究センター理事長の鳥羽研二先生です。
老いの日々を豊かに生きるための最新情報を得て、新年度もますますご活躍くださいますよう願っております。お誘いあわせてご出席ください。
☆盛会にて無事終了いたしました。詳しくは次号会報で。
一人暮らしや親族のいない、少ない高齢者の激増するファミレス社会。高齢者を対象に、身元保証や死後事務などのサービスを提供する新しい事業が生まれています。昨年は事業者の倒産もあり、利用者(消費者)の権利が十分守られているとは言えません。
政府の消費者委員会は、この1月、業界の実態把握、入院等の身元保証等に関する現状の改善など、関係省庁・機関への建議を行いました。消費者委員会の担当官をお招きして、人生ラストステージの消費者問題に、認識を深めましょう。「生涯現役一消費者」
☆2017年新春例会 高齢者消費者被害を防ぐ―だまされまいぞご同輩―は、盛況で無事終了いたしました。
ご協力ありがとうございました。
私たちは生涯現役一消費者。年を取るほど高齢者向きのサービスや商品の新たな知識が必要です。その出発点は高齢者に的を絞った悪いヤツにだまされないこと。
2015年中の振り込め詐欺被害者のうち、なんと70歳以上女性が67.2%を占めているとか。高齢者としての消費者問題を、順次勉強したいと思います。
まずは元消費者庁長官、阿南久さんのお話から・・・。奮ってご参加ください。
☆「女たちの討ち入りシンポ」は、盛況で無事終了いたしました
ご協力ありがとうございました。
今年3月、最高裁による認知症JR鉄道事故賠償裁判の判決は、家族を免責しましたが、これからの認知症の人と他の人々が共生するビジョンは何ひとつ示されていませんでした。市民同士の小さなトラブルをどう許容するか、被害を補償するのはだれか。そもそも家族が免責されるとしたら、施設は家族の分まで責任を問われるのか。どうかすると、認知症の人を塀の中に閉じ込める方法を取りかねません。社会としての取組み、支え合いはどうあるべきか、新たな問題に対峙して、猛暑をものともせず錚々たる各専門家講師をお招きし、関係団体・本会有志で重ねた研究会は実に6回にも及びました。今年の討ち入りは「認知症みんなで支えりゃこわくない!」です。
ぜひご一緒に討ち入りましょう
総合司会: 松村満美子(本会理事)
☆10月例会は、講師の話がそれぞれとてもよかったと大好評で終了しました。
ご協力ありがとうございました。
今年3月、最高裁による認知症JR鉄道事故賠償裁判の判決は、一審二審を覆し、家族を免責しました。おおむね世論は好意的で、私たちも一応安心しました。
しかし、この判決で、これからの認知症の人と他の人々が共生するビジョンは描けていません。市民同士の小さなトラブルをどう許容するか、被害を補償するのはだれか。
そもそも家族が免責されるとしたら、施設は家族の分まで責任を問われるのか。どうかすると、認知症の人を塀の中に閉じ込める方向を取りかねません。
それは絶対ごめんです。というわけで、去る7月の総会で賛同を得て、とくに法律の専門家、堀田力氏、小賀野晶一氏、堤修三氏、外岡潤氏など錚々たる方々と、関係団体、本会運営委員会有志の勉強会を開いてきました。関係各行政機関へ要望書提出を前提としたものです。
ここに広く皆さまに報告し、さらにご意見を伺う例会をしたいと思います。万障お繰り合わせのうえ、お誘い合わせてご参加ください。
☆全国大会 in 山梨は無事終了いたしました。
ご協力ありがとうございました。
北は北海道の訓子府町、南は鹿児島の南さつま市からの会員と地元山梨、とくに山梨県立大学看護学部の学生が100人以上参加し、若さが目立つ大会で大盛況、無事終了。ご協力に感謝いたします。
☆総会は無事終了いたしました。
ご協力ありがとうございました。
創立以来34年目の総会です。
振り返れば、今までの「高齢社会」はほんの序幕だった、と思われるほど、人口の急激な高齢化とともに新たな問題が明らかになっています。老いを生きる高齢者が声を上げないで、よりよい高齢社会は築けません。
記念講演には、「呆けたカントに理性はあるのか」の大井 玄先生です。ご期待ください。
☆4月例会は盛況のうちに終了しました。
どうなる?どうする!地方創生。高齢者はどこへ行けばいいのか…。 いま地方創生の要職を担っておられる山崎史郎さんに、「地方創生と高齢社会」と題して、ご講演いただきます。
☆3月例会は、おかげさまで無事終了。遠くは岩手・山形・福井・富山・岐阜・静岡からの参加者を含む50人で、会のこれからについて熱心な意見交換がなされた。詳しくは次号の会報で。ご協力に感謝します。
「戦後70年」シンポを好評裡に終わり、ことしは戦後71年目。女性参政権行使から70年。超高齢化の歩みはいよいよ加速、政府は要介護T〜Uの人の調理・買い物切りを打ち出しました。介護保険はますます貧しくなりそうです。一方、本会は活発に研究・提言活動を続けているものの、会員の高齢化は明らかで、死亡退会者も目立ちます。
ここで一度、拡大運営委員会を開き、ご都合のつく会員に参加していただき、①今なすべきこと/できること ②本会のこれから、などについてご一緒に語り合おうという会を企画いたしました。
地方の会員さんも、もしご上京の機会がありましたら、ぜひこの日に合わせてご上京くださいませ。皆さまとお話し合える日を心から楽しみにしております。
戦後70年 老いて女たちは今 恋するように平和を愛す!
戦後70年 老いて女たちは今 恋するように平和を愛す
平和を知らない娘だったから 戦争しか知らない子どもだったから
平和の花束を次代につなぐ 長生きは平和のたまもの
長寿と平和の良環境社会を―
今、世界的に福祉の世界で注目を集めているオランダ。 思えば介護保険も日本よりかなり早くスタートしています。 いずこも同じ、迫りくる超高齢社会―。オランダは、オランダの人たちは、 どう立ち向かっているのでしょうか。
外国事情に学ぶ第2弾。最近オランダの高齢者福祉を視察したばかりの、 松岡洋子先生に、最新事情をうかがいます。お誘いあわせの上、ぜひお出かけください。
全国地方自治体1741のうち、2040年までに896の自治体に消滅の危険性があるとする民間報告書(日本創成会議・座長、増田寛也元総務相)は、昨年の日本の各界に衝撃を与えました。
その後第二次安倍内閣では、地方創生担当大臣(石破茂氏)を設け政策をすすめています。最近政府が打ち出した「まち、ひと、しごと創生基本方針2015」には、今話題の「高齢者移住」が含まれています。いったい内容はどんなものか。高齢者の住まいの行方について、政府の委員であり社会保障に詳しい樋口美雄先生に、貴重な夏休みの午後を割いていただけることになりました。都市に住むわれら中高年自身の問題です。熱中症にお気をつけながらご参集ください。
会員の皆様にはお変わりもございませんか。本会では、大介護時代の到来にあわせて、高齢者も 社会を支える側としての調査研究・学習啓発・政策提言活動を続けて参りました。
昨年度は、ここ数年の活動である終末期医療・介護のあり方をまとめて『自分で決める 人生の終い方』 を出版し大いに注目を集めましたが、さらにミネルヴァ書房との共催で、介護体験記を公募したところ予想を遥かに 越える応募がありました。総会当日は、その表彰と審査報告座談会とを行ないます。万障お繰り合わせのうえぜひご出席くださいませ。
介護保険制度スタートから15年経ちましたが、介護離職者も10万人と言われ、一方
では虐待や介護殺人等の社会問題、認知症介護の問題も大きくなってきています。
介護保険はそもそも「高齢者本人の要介護認定に基づくサービス提供」が制度の主眼で、
「介護者支援」の側面からの法的・制度的取り組みはまだまだ進んでいません。
介護者(ケアラー)支援の先進国イギリスでは、1995年に「介護者支援法 Carers Act」 が制定され、2015年4月にスタートした今回改正では新しいケアラー支援が進められています。 また「ケアラーセンター」の活動も活発です。そのイギリスのケアラー支援を 昨年訪問調査してきた元衆議院議員の山崎摩耶さんにお話を伺い、わが国における 介護者支援を考えてみたいと思います。
和光市では介護保険を使っているお年寄りのうち、サービス不要になる──つまり健常になって介護保険を“卒業”する例が多いそうです。和光市の地域包括ケアはなぜ生き生きと活動しているのでしょうか。これからの日本人のケアを支える場は地域。命の置き場所である地域…。だから地域包括ケアが大切だとは誰もわかっているのですが、実践はなかなか難しい。 その和光市の行政を引っ張る東内京一さんのお話を伺います。(会報・本の紹介をご参考に)
今回の介護報酬切り下げ改定で、ますます介護人材不足が加速しそうです。
利用者にとってもサービス提供者にとってもこれは大問題。これからの大介護時代を乗り切っていけるのでしょうか。
国は「EPA」「外国人技能実習制度」など施策を講じていますが、果たして人材不足解消の切り札になるのでしょうか。またこれらは利用者にとってはどうなのでしょうか。
こうした国の動きや実態について専門官をお招きしお話をうかがい、みんなでディスカッションしたいと考えています。みな様のご参加をお待ちしています。(理事・井上由美子)
恐ろしいことが毎日起こる世の中ですが、それでも人間同士の善意は、連帯の ネットワークに乗って拡がっています。
本会長年の会員である尹基(ユンキ)さんを通して、私たちは、日韓の女性 国際会議を何回も開くなど交流を重ねてきました。阿部志郎先生は日韓協働の特養 づくりを先頭に立ってすすめてくださった方で、本会元理事でもいらっしゃい ます。隣人同士の友好を民間で深め合うことこそ平和への貢献です。そのために はまず知ること!どうぞ奮ってご参加ください。
昨年の「討ち入りシンポ」は、認知症鉄道事故賠償裁判に関してあらゆる角度からの有識者をお迎えして意見を集め大盛会でした。この結果を振り返り、当日大変重要なご発言をいただいた湖山泰成先生から、さらなるご意見ご提案をいただき私たちの今後の活動の指針にしたいと存じます。今回は会員だけの勉強会です。ご意見のある方は奮ってご参加ください。
21世紀は認知症とともに生きる時代──と言われながら、昨年名古屋地裁、今年名古屋高裁の判決は、 認知症の人を支える家族に過重な負担を強いるものでした。ここに、あらゆる角度からこの問題に挑戦し、どう すれば人間らしい生き方、医療・介護・地域のあり方を創生できるか、時代からの宿題に迫る大シンポジウム!!
ごあいさつと討ち入り司会 樋口恵子 全体司会 松村満美子
認知症の人と家族と施設と地域の人々。安心して共に生きることを困難にさせるような 名古屋高裁の判決をめぐる勉強会です。パート1は、この裁判に意見書を提出した厚労省 高官OBと「認知症の人と家族の会をパネリストにお迎えしました。
パート2の今回は、この事件の弁護団の法律家・認知症に詳しい医師・看護師・家族の悩み 相談の担当者をお招きしています。
“より広く知ることによってより核心に迫る”勉強会に皆様のご参加をお待ちします。
ある夜、認知症91歳の夫が、85歳の妻(要介護1)がまどろんだ間に外出、近隣のJRの駅ホームから落ち、 電車にはねられて死亡しました。JRは遺族に賠償責任を求め、去る4月末、名古屋高裁は妻に360万円の賠償を命じました。
超高齢社会を生きる私たちにとって、ひとごとではありません。高齢者介護の問題がいっぱいに詰まったこの事件について いろいろな角度から検証してみたいと思います。まずは行政、福祉、家族の立場の方々のご意見を。(パート2では、医療、法律、施設等のお話を予定しています)
主催 NPO法人高齢社会をよくする女性の会
共催 一般財団法人主婦会館
物理学者モーシェ・フェルデンクライス博士の考案したフェルデンクライス・メソッドから、やさしい 動きを通して、からだの自然な連携に気づき、脳を活性化させ、バランス能力を改善し、いつまでも無理 なく快適に動けるレッスンのいくつかを実際にやってみませんか。中高老年期の健康づくり・介護予防に、 肩こりや腰痛などの体の不調から開放されるためにも…
キーワードは「動きを通しての気づき」 Awareness through Movement=ATM
(今回は椅子に座ってのレッスンです。動きやすい服装で気軽にご参加ください)
会員の皆さま、お変わりございませんか。新年度総会のご案内をさせていただきます。 30周年記念事業として、2011年9月から「終末期医療・介護のあり方を考える」活動を、 シリーズ勉強会・討ち入りシンポ・北欧視察・「人生最期の医療に関する調査」・報告会、 と長期にわたり多角的に取り組んできましたが、この活動をミネルヴァ書房が『自分で決める人生の終い方』 (本体価格2,000円)で出版、総会当日の初売りめざして鋭意製作中です。総会記念・30周年記念として、 ぜひご購入いただけますようお願い申し上げます。
記念講演は、がん患者さんとそのご家族の精神・心理的支援を行う精神腫瘍科医としてご活躍中の 大西秀樹教授をお招きします。今回は特に本会の趣旨から、医療現場の現状と今後の課題をお話し いただきます。大西先生の豊富なご経験から語られる温かいお話は、皆さまの今後の人生の中で、 いつかお役に立つことと思います。ご期待ください。
「よりよい高齢社会のために−医療の現場から見た現状と課題− 」
講師 大西秀樹氏 (埼玉医科大学国際医療センター精神腫瘍科教授)
高齢者の悪徳商法や詐欺の被害はちっとも減りません。高齢者人口の増加を上回って増え続けています。
政府も自治体も大わらわなのに。もちろんダマす側が悪いに決まっていますが、人生ラストステージの
安全安心のために、私たち個人や地域で防衛策はないものか。
高齢者政策に詳しい消費者庁次長・山崎史郎さんの戦略にご期待ください。
2015年4月から、介護保険制度は大きく変わる予定です。とくに、要支援1・2といったサービス体系が、 どのように改正されるのか注視しなければなりません。また、自己負担2割導入も実施される予定です。
他にも大きく改正されるポイントがあります。皆さんと一緒に、介護保険制度について考えていきましょう。
これから増える日本の人口は75歳以上だけ。もしこの「後期高齢者」が加齢に伴う脆弱性を避け難いとすると、 日本の未来もまた、もろく弱くなるのではないでしょうか。
スウェーデンは日本より緩やかとはいえ世界トップレベルの高齢社会。駐スウェーデン大使としてのご経験から、 この国の未来を「強靭な国家と社会」と見立てる渡邉芳樹先生のお話は、日本の社会保障を考える上でビッグなお年玉になると 確信しています。
またとない機会!! お聴きのがしなきようぜひご参加ください。
介護による離職増加が予測されます。すでに家族の男性介護者は3割を越えました。 男女ともども、国家社会の大問題です。この問題解決のために、各界19人の賛同を得て 「介護離職者ゼロをめざすための要望書」を、田村厚生労働大臣に提出、心からのご同意をいただきました。
仕事という社会参加と自立の道が断たれないように、
さあ、老いも若きも、女も男も
「介護による離職」ゼロ作戦!
ご賛同者
渥美由喜、安藤哲也、岩田喜美枝、上野千鶴子、上原善光、内永ゆか子、太田差惠子、
沖藤典子、勝間和代、鎌田 實、佐藤博樹、袖井孝子、辻 哲夫、津止正敏、樋口恵子、
堀田 力、山極清子、山田昌弘、吉田成良 (敬称略、50音順)
全国大会アンコール勉強会も「熟年・老年婚活事情」「熟年・老年離婚事情」と続き、 いよいよ残るは自分の「終活」です。ご計画はできていますか。
何よりも、私が願ったように介護してもらいたい。私の財産の安全を守りたい。死んだあとも、 お墓や相続などできれば私の願いどおりに…
人生の終末をめぐる人間の思いに、どうお話してくださるか住田裕子先生! テレビでお馴染みの住田弁護士の生の話が聞けます。ぜひ、奮ってご参加下さい。
「年を取ると丸くなる」と人は言う。だが断じてそんなことはない。DV夫はますますDVになり、 ケチはますますケチになり、酒好きは一挙にアル中になる。
それは男たちが職を喪い、ステータスを喪い、今まで自分を覆っていたソトズラを 全部喪って丸裸になるからだ。友人もいなくなる。小遣いも少なくなる。腰も痛い。 その不満を誰にぶつけるか。とりあえずは妻にぶつける。だから熟年離婚になる。
さあ、その傾向と対策は?
今や「婚活」花盛りの日本。高齢者も例外ではありません。元気なシニアが増えた 証拠か、60代70代の結婚相談が増えているそうです。
結婚相談この道30年以上の大ベテラン坂本洋子さんは、日本一の結婚事情通。 水戸の全国大会では、大シンポジウムでの発言に会場は沸き返りました。今回はその アンコール勉強会。老婚を視座にした高齢社会が鮮明に浮かび上がります。
介護の中で、介護者側が出合う問題のひとつに高齢者の「性」があります。 まことに人間の基本的ベースでありながら、窮極のプライバシーでもある「性」。 家族・施設職員を問わず、対応に戸惑う声をよく聞きます。
豊富な現場経験と、高い専門性を持ってご研究の石田雅巳先生をお招きして この難しいテーマの勉強会を企画しました。
ご参加をお待ちしています。
青葉若葉の美しい季節となりました。会員の皆さま、いかがお過ごしですか。
さて、お待たせいたしました。「人生最期の医療に関する調査」の報告会を総会にあわせて開催いたします。
調査にご協力いただきました皆さま、ご関心ある皆さまのご出席をお待ちしております。奮ってご参加ください。
今回の調査は、昨年関心が高い終末期のあり方について、一般市民側からの画期的な調査になったと存じます。 記念講演にはこの問題についての第一人者であられる大野竜三先生をお迎えすることになりました。 終末期医療、介護のあり方について、当事者としてまた家族としてより深く考える時間を、皆さまと共有したいと願っております。
「リビング・ウィルを書こう ― 自らが望む生と死のために ― 」
講師 大野竜三氏 (愛知県がんセンター名誉総長)
※講演後質疑応答10〜15分可能
地震・津波・大災害
そのとき高齢者は!?
東日本大震災の死者行方不明者の6割は高齢者、震災関連死の方々の8割が 高齢者です。高齢者が災害に弱いことは明らかです。本人も家族も地域も災害 に備えて何をすればよいか…
度々現地に赴き、被災地の高齢者医療・介護にお詳しい先生をお迎えして、 現状や問題点をお伺いします。
人生最期の医療のあり方を考える勉強会もいよいよ本年度の大詰め。在宅ケアのご経験が長く、 全国在宅ケアを支える診療所ネットワークのリーダー苛原先生に、フィナーレを飾っていただくことになりました。
ご専門は整形外科で、認知症医療に詳しい先生です。ふるってご参加くださいますように。
終末期医療・介護のあり方について、高齢者の視点で考え、声を上げる時期が来たとして、シリーズ勉強会をすでに7回ほど続けてきましたが、今回はその拡大版です。
医療、介護、法律家、この問題にかかわる各界の第一人者のメンバーを迎えて、このテーマでは“初の多角・多元パノラマシンポ”を開催します。
高齢者としてあるいはご家族の立場で、ご一緒に考えてみませんか。ぜひご参加ください。
9月末「個人情報保護法の運用について」 要望書を提出した結果、下記の例会が実現し ました。皆様ぜひご出席ください。
命の終末期に、自分で判断できなくなったときどうするか。判断できてもそれを だれが医療・介護側に正確に伝えてくれるか。そこまで行く前に私たちの老後は、 増え続ける悪徳商法や詐欺から身を守らなくてはなりません。 安全に、尊厳を保って人生の夕暮れを生きるために、支えとなるのは成年後見法。
ますます必要性を強める同法とその現場での使いこなし方。『民法と成年後見法』 の著者、千葉大学法経学部長、小賀野晶一先生にお話を伺う機会をいただきました。
またとない機会です。最期まで尊厳をもって生きるために、先生のお話をお聞き 逃しなく。会場でご著書の注文をお受けいたします。
本会の活動が国連ESCAPの注目を集めました!
去る7月5日〜6日、国連ESCAPと中国政府主催のシンポジウム(於、長春市)に 招かれました。テーマは「持続可能な高齢社会の創造」2050年には、アジアの高齢 人口は全世界高齢者の半分を占めると予測されます。アジア諸国はどの国も未知なる高齢 社会に真剣に取り組んでいます。
今回、私に与えられたテーマは、ひとつの好事例として「高齢社会をよくする女性の会」 の活動報告でした。女性の視点に明確に立脚した報告がほかになかったせいか、結果とし て女性の重要性を最終文書に入れる役割を果たしました。これもすべて活動を共にしたみ な様のおかげです。シンポジウム結果を共有するために、お集まりいただければ幸いです。
パネル展示コーナー
「堺市における地域の福祉活動について」
会 場 : 堺市民会館4階 小集会室
物産販売
会 場 : 堺市民会館 大ホールロビー
おひとりさまの正しい死に方・支え方・問題点について、会員が経験を語ります。ぜひご参加ください。
しがらみ多き地方に珍しく優雅なひとりぐらしの友。
でも亡くなるとき、本人の思いを受け止めて行動するには、たくさんの勇気と友情が必要でした。
ひとりぐらしの仲間の入院を支えようとすると、そこに立ちふさがるのは、「個人情報保護法」の壁。
この法律の主旨はこんなことだったのですか――?
人生100年の長寿にも終わりがあります。終末期の迎え方、ケアのあり方について、北欧 の現実を見てこようと、平均年齢77歳のこのメンバーが立ち上がりました。帰国は5月半ば、 取れたてホヤホヤの情報を、今総会で一挙に発表いたします。ぜひ、皆さまお誘いあわせてご 出席ください。お待ちしております。
少子高齢化のなかで、家族のあり方がすっかり変わり、親子の人生が重なり合う期間が長くなったのにもかかわらず、相続の制度は人生 60年時代のままです。とくに介護については、親の介護への度合いにばらつきや差があるのに、均等相続の法の下で、寄与分はあまり機 能していない現実をみると「形式的な平等が実質的な不公平をよんでいる」と指摘するのは、著名な木村晋介弁護士です。
その最も有効な解決策として「遺言」のすすめと簡単な「遺言」の書き方を教えていただけることになりました。ご関心のある方、ぜひ この機会をお聞き逃しなく。ご参加お待ちしております。
終末期医療のあり方について学び、考え、問い直す勉強会を重ねてまいりました。社会情勢も変わりつつあり、終末期医療について個人の意思・考えを尊重する兆しが見えてきたようです。
一方医療の現場からは、家族からの訴訟問題を恐れて問題解決につながりにくい状況がみられるそうで、私たちは正しい知識を持つためにも法律の専門家をお招きする必要があると考えました。
生と死を分ける厳然たる国の法律。その間に揺れる高齢者のいのち。これまでの判例をもとに、法制度の現状と問題点を語っていただきます。講師の鈴木利廣弁護士は、薬害エイズ訴訟でもご活躍、医療や生と死の問題に関する著名な専門家です。
人の生き方がさまざまなように、どんな最期を迎えたいかも人それぞれです。突然の事故や病気、認知症などで判断力がなくなった時、家族や周囲の人たちが困惑しないように、あなたの考えを残すことは大切な事です。
また、自分の最期について考える事は、どのように生きて行きたいのかを考える事でもあります。
大切なメッセージをどのように考えてどのように残したらよいのか?『私の生き方連絡ノート』を使ってご一緒に考えてみましょう。
社会保障・税の一体改革を踏まえ、介護報酬・医療報酬の同時改定が行われます。これからの介護・医療の行方について情報を共有し、私たちの願いを政策に届けましょう。
新春討ち入りシンポと銘打って、第3号被保険者の問題や税と社会保障改革に関する 私たちの提言などをまとめる「討ち入り」にしたいと企画中です。
ぜひ、ご予定に入れてくださいませ。
大都市の高齢化問題はこれからが深刻。そこで人口84万の「世田谷区」、52万の 「杉並区」(ともに新区長)、下町で発展著しい65万の「江戸川区」と、三大区長揃い踏みで、高齢化と子育て対策を大いに語っていただくビッグイベントです。
江戸川区長 多田 正見 氏
超高齢社会を迎えようとしています。
高度成長を支えた世代が次なるステージに立とうとしています。社会貢献を軸に、コミュニティーの中で大いに活躍してほしい… このようなテーマを考えてみたいと思います。
杉並区長 田中 良 氏
一人ひとりが自分の個性を発揮して活動できるよう、居場所とつながりがあるまちを築きます。すべての区民が孤立せず、共に支えあいながら、地域で安心して暮らせるまちを目指します。
世田谷区長 保坂 展人 氏
高齢者が元気に社会参加し、安心していきいきと暮らすことのできる地域社会を創るために、大きく取り組みを進めていきます。
「天寿」と言える年齢で倒れて、口から食べられなくなったとき、その人が親や配偶者だったら、あなたはどうしますか。あなたご自身だったらどうなさいますか…。
いまようやく、命の終わり方について、本人、家族という当事者の思いを語り合う時機がきたようです。
最初のシリーズは、「三途の川の渡し守」と言っては失礼ですが、医師のお三方からです。だって「死亡診断書」は、医師しか書けないのですから。
石飛幸三先生のご提言、しっかりとお聞きしましょう。(ちなみに第1回目は、開業医の新田國夫先生を迎えて大盛況でした)
残暑お見舞い申し上げます。
災害にも酷暑にもめげず生きる私たちですが、人生最後の医療のあり方については、論議を深める時期と存じます。
まずは医療の最前線で、生命の終わりを見守る医師の方々に、現状と問題点をお話いただきます。第1回目は、開業医の立場から新田クリニック院長、新田國夫先生をお迎えいたします。 みな様お誘いあわせのうえ、奮ってご参加くださいませ。
東北大震災で被災された皆様にこころよりお見舞い申し上げます。
被災地の会員は当日から活動しています。被災された方々が一日も早く日常性を回復できるよう、皆で支援したいと存じます。全国の皆様からのご提案をお待ちします。
前例のない長寿に恵まれた今を生きる私たち。前例のない大災害に立ち向かい、正常で平安な社会をつくり直しましょう。前例のない勇気と力を出しあって。この日はそのスタートラインです。
全額を義援金とさせていただきます
'08年11月例会「ドイツの幼児教育と世代間交流」でご講演いただいたドイツのドナータ・エッシェンブロイヒ博士が、そのあと日本各地での取材(樋口理事長なども)と研究をDVDに収め、本国で大好評を博したものを、今回ご披露くださることになりました。
急遽決定で日にちがないため、ご希望の方は急ぎお申し込みください。通訳がつきますので、お気軽にお出かけくださいませ。
2009年度は、総会記念講演の本間昭先生を皮切りに「認知症シリーズ勉強会」をスタートさせ、年度末の厚生労働省武田章敬認知症対策専門官のお話まで、延べ5回を数えました。各回ともたいへん好評でしたが、今回しばらくぶりで、第6弾を開催します。
講師には、この問題にいま最も"旬"の宮崎和加子さんをお迎えします。宮崎さんはライフワークとして、訪問介護の実践と普及・理論化に取り組んでこられましたが、この10年は認知症グループホームの開設と運営に従事。長年の成果を『認知症の人の歴史に学びませんか』という本にまとめられ、いま大いに注目を集めています。
また、宮崎さんは本会会員でもありますので、貴重なお話を親しくうかがえることと思います。どうぞお誘い合わせてご参加ください。
2011年を迎えて、政治・経済の見通しは視界不良、私たちの生活設計も五里霧中。でもこんな時こそ、いまわかり得る最良の情報をもとに、私たち個人ができることや、みんなで選択する未来について考えましょう。
税・財政・社会保障・地方分権など、今後最大の課題の焦点について、政権の内外からリードする、神野直彦先生のお話から、今年の活動をスタートしたいと思います。貴重なお話を直接うかがえる絶好の機会です。奮ってご参加下さい。
介護保険制度は来年早々改正案が国会にかけられます。今回の「改正」最大の問題点は、 生活援助と軽度者を介護保険から外したり、縮小しようとする動きです。介護保険は、 高齢者の自立支援として出発し、生活援助は要介護・要支援者の地域で自立した生活を支え、 重度化を予防してきました。介護保険の象徴は、地域を巡回するホームヘルパーの姿です。
生活援助の打ち切り、切り下げが、利用者・国民の意向を問うことなくすすめられるのは 許せません。介護保険と共に私たちの福祉民主主義が問われています。
私たちの声を、利用者の声を、社会に国会に届けましょう
総合司会/松村満美子
記号 | 分科会 | テーマ | コーディネータ | パネリスト |
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1 | 第1分科会 | 人生100年を支 える地域の絆 |
椋野美智子 大分大学教授 |
高橋 とし子 安岐の郷総合施設長 田原京子 たすけあい組織鼓楼理事長 中村喜枝子 西の台校区ボランティア会長 坂東眞理子 昭和女子大学学長 宮島俊彦 厚生労働省老健局長 |
2 | 第2分科会 | 少子・超高齢社 会を支える医療・ 介護 |
草間朋子 大分県立看護科学 大学学長 |
佐藤忠興 高齢者福祉総合センター温水園 理事長 高見澤たか子 ノンフィクション作家 山岡憲夫 やまおか在宅クリニック院長 山崎摩耶 衆議院議員 |
3 | 第3分科会 | 認知症・要介護 状態になっても 自分らしく生きる |
雨宮洋子 総合ケアセンター 泰生の里理事長 |
安部明夫 安部第一医院院長 河野智美 大分県看護協会事業部 袖井孝子 お茶の水女子大学名誉教授 中野孝子 認知症の人と家族の会 大分県支部代表 |
4 | 第4分科会 | 老いを守る安心・ 安全な暮らしと これからの葬送 |
沖藤典子 ノンフィクション作家 |
菊池泰啓 これからの葬送を考える会理事 木間昭子 高齢社会をよくする女性の会理事 立花旦子 ITSUKI法律事務所弁護士 古村久美子 スマイルゆい所長 |
5 | 第5分科会 | アジアの平和と 女性の役割 |
冨安兆子 高齢社会をよくす る北九州女性の会 代表 |
小野ひさえ 大分県女性団体連絡協議会会長 須賀瑠美子 フェアトレード卸小売業大地代表 吉武輝子 作家 リ・ユンスク 韓国大学女性協会副会長 |
6 | 第6分科会 | 温泉力による健 康・美容・豊かな 生活環境 |
鶴田浩一郎 ハットウ・オンパク 代表理事 |
石井宏子 温泉ビューティー研究家 高橋美智子 別府八湯トラスト温泉部会長 畑 洋一 畑病院院長 |
21日以前 | 20日前〜4日前 | 3日前〜前日 | 当日・または無連絡 |
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無料 | 30% | 50% | 100% |
介護保険制度改正を控え、いよいよ夏の陣です。この度6月15日、民主党・介護を考える議員連盟(介護議連)から、第一次提言が出されました。介護議連の会長は本会理事の石毛^子さんです。また本会会員の山崎摩耶さんは介護議連の事務局次長、同じく下田敦子さんは幹事長代理という層の厚さです。
与党民主党の提言を、会長である石毛^子さんを中心に、ご説明いただき、本会のみんなが自分のものとして考えるきっかけにしたいと存じます。与党びいき野党びいきを問わず、介護は人間の問題です。どうぞ奮ってご参加の程を―。
新緑の季節を迎え、皆様にはますますお元気にてご活躍のことと存じます。
日頃は本会の活動に、多大のご協力をいただきまして心より御礼を申し上げます。
先般来ご案内のとおり、新年度総会を下記の要領にて開催いたします。会員の皆様のご要望・ご意見を活動に反映させたいと思いますので、万障お繰り合わせのうえご出席いただけますようご案内に併せてお願いを申し上げます。
人生100年社会の基盤づくりは、何よりも政治の役割です。ふと気が付くと高齢世代を代表 する国会議員がぐっと少なくなっているではありませんか。大政党は立候補に何らかの年齢制限 を付けています。政界の若返りは結構、未来をたっぷり持つ世代が中心で当然です。一方、人口 の4分の1に迫る高齢者の代表性はあまりにも低すぎます。政策決定に参画する審議会も70歳 定年。高齢者をターゲットとした政策もたくさんあるのに、高齢者の意思を反映するルートは選 挙権のみです。
その選挙権も「生涯現役―有権者」は、身体の衰退とともに困難になります。これは障がい者 にも共通する問題です。投票所へのアクセス、施設における投票のあり方等々、さまざまな問題 を語り合う、本邦初の問題提起フォーラムです。ご意見をお聞かせ下さい。
各政党には、(1)高齢者の政治参画について (2)参院選で公約する高齢者対策・高齢社会政策について、のアンケートにお答えいただいた上で出席をお願いしています。
日本とフィリピンの経済連携協定(EPA)に基づき、2009年9月末に日本へ派遣される フィリピン人介護福祉士候補者約30人の壮行会が18日、マニラ首都圏で開かれた。5月に訪 日した看護師・介護福祉士候補者283人と合わせ本年度の派遣は310人程度で、最大500 人としていた派遣枠の約6割にとどまった。5月の派遣は、病院などで働きながら日本の国家試験を 目指す「就労コース」。今回の派遣は、日本の介護福祉士養成校で学び、卒業と同時に日本の 介護福祉士資格を得る「就学コース」で、授業料や生活費は原則として本人負担となる。 経済的な問題で応募者の辞退も相次いだ。
しかし、現在もフィリピンでは、日本で働くために介護福祉士候補者としての教育を受けている 学生たちがいると聞いています。折よく視察の機会を得ましたので、日本で介護士として働くことを 希望している学生たちの現状と、日本で働くことをどのように考えているのか。カナダや中東などは 自宅に住み込んで介護をするパーソナルケアが基本なので、日本の介護現場とは様相が異なっています。 施設等でチームケアを行なう日本の介護サービスについての理解や、日本の文化・習慣等に関する ことなどについても、聞いてみたいと思っています。報告会にぜひご出席下さい。
新しい年が明けました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
昨年6月の総会からスタートした「認知症についての勉強会」もいよいよ大詰、今回は認知症政策の現状について、行政担当部局専門官から最新情報をお聞きしたいと思います。
政権交代後どのようにすすんでいるのか、認知症専門官から直接お話をうかがえる絶好のチャンスです。今までの勉強会に参加された方はもちろんのこと、参加できなかった方も、どうぞこの機会を有効にご活用ください。
なお5回の勉強会を踏まえて、認知症政策についての要望・ご意見などございましたら、事務局までぜひお寄せくださいませ。