2007年 『高齢社会をよくする女性の会 会報』主な目次

No.180 (2007年12月発行)

  • 東京歳末名物 女たちの討ち入りシンポ ご挨拶・署名のお礼
    樋口恵子

     現在の介護保険制度が、財源の問題よりも介護を担う労働力の面から崩壊しかけています。離転職が多く新しい人材が職場にも養成校にも集まりません。私たちは、介護保険制度創設に関わり、介護の社会化と市民の連帯に期待した立場から、現状を見るに見かねて立ち上がりました。私たちの多くは、いま介護保険を利用する要介護者を家族としています。そして私たち自身、要介護となる日はもう間近です。これは私たち自身の問題です。

    (以下続く…)

  • メッセージ 舛添厚生労働大臣・代読 / 中村秀一
  • 第1部・介護とはこういう仕事です / 大熊由紀子
  • 第2部・介護最前線から訴える
  • 第3部・政治の出番です
  • 11月例会 フィリピンの介護人材養成視察報告会 EPAの現状
    / 堀井奈津子
  • リレー・エッセイ 107 / 本間郁子
  • 男・老いを語る 146 / 廣江 研
  • 本の紹介・事務局だより

No.179 (2007年11月発行)

  • 10月例会 あきらめないぞ 年金 〜今こそ知ろう年金の本質〜
    岩瀬達哉

     「消えた年金の問題は騒いでもらって本当によかったと思います。私の夫も旧姓の分を救われました。果たして年金問題は解決できるのか。わが会も力をつくしたいと思います」沖藤さんからの挨拶の後、一人暮らしの高齢期の女性は年金と二人づれ、年金の問題は女性問題であり、岩瀬さんはジャーナリストとして消えた年金問題に火をつけた方、と樋口理事長より講師紹介。

  • 目標10万人! わが会、初の署名運動を成功させましょう
  • リレー・エッセイ 106 / 中尾敦子
  • 男・老いを語る 145 / 竹田憲司
  • 本の紹介・事務局だより

No.178 (2007年10月発行)

  • 第26回高齢社会をよくする女性の会 全国大会・静岡
    実行委員長 渥美雅子 / 坂本 由紀子

    ごあいさつ 全国大会・静岡を盛大に開催

     去る9月8日、9日、静岡市において、高齢社会をよくする女性の会の全国大会が開催されました。初日の開会式には、上川陽子 男女共同参画担当大臣にご出席いただき、挨拶の中で本会の活動に熱いエールをいただきました。

     静岡県は、全国に先駆けて、ユニバーサル社会の実現を目指してきたことから、今大会のキャッチフレーズは、「めざせ!みんなのユニバーサル社会」、2日目の分科会の統一テーマも「老いを支えるまちづくり」といたしました。

    (以下続く…)

  • パノラマシンポ
  • 記念講演 / 五木寛之
  • 歓迎ア・ラ・カルト
  • 第1分科会〜第7分科会
  • 要望書・介護人材確保のための緊急提言
  • リレー・エッセイ 105 / 濱田 利
  • 男・老いを語る 144 / 原 寛
  • 準例会、本の紹介・事務局だより

No.177 (2007年08月発行)

  • 第3回NPO法人高齢社会をよくする女性の会総会
    記念講演「女性の会」が日本を変えた!
    そして、いま、再び立ちふさがったこと!
    大熊由紀子

    3つの「もし」と介護保険

     “志の縁結び係り&小間使い”という変わった肩書に面食らった方もいらっしゃると思います。

     日本では、現場で素晴らしい挑戦をしている方と、政策をつくる人の間に深くて、広い河が横たわっています。そのために、現実にあわないトンチンカンな政策が打ち出されたりしてしまいます。福祉と医療の間にも意外なほど深い溝があります。

     そこに橋をかけようと思い立ち、7年前から、夜なべ仕事でやっております。週に1度ほどの「えにしメール」と現場の挑戦をご紹介する「えにしのホームページ」、そして、年に1度の「えにしの集い」です。

    (以下続く…)

  • 国際シンポジウム ランチョンセッション講談 現代二十不孝
    / 渥美右桜左桜
  • ご逝去のお悔やみ
  • 介護労働力に関するご意見のお願い
  • リレー・エッセイ 104 / 木間昭子
  • 男・老いを語る 143 / 津止正敏
  • 本の紹介・事務局だより

No.176 (2007年07月発行)

  • 第3回定期総会と国際シンポジウムを終えて
    樋口恵子

    奇跡をつくった皆さまへ

     昨年の朝日社会福祉賞受賞から1年5ヶ月、賞金200万円を生かして念願の初の国際会議、アジアの女性の視点から高齢社会への提言は、奇跡的な成功をおさめることができました。会員の皆さまのおかげさまでございます。

  • 第3回定期総会報告
    「女性が語る アジアの高齢社会」
    記念講演「韓国女性 むかし・いま・みらい」
    / パク・ジョンスク
    パノラマトーク 「女性が語る 女性が拓く アジアの高齢社会」
    4つの分科会
  • リレー・エッセイ 103 / 川名紀美
  • 本の紹介・事務局だより

No.175 (2007年05月発行)

  • 3月例会 医療・福祉法人経営の現状と課題 シリーズ第3弾
    高齢者医療改革は、これから本番
    石井暎禧

     医療と福祉の現状と課題シリーズ第3弾として、3月20日、女性と仕事の未来館、第一セミナー室において、石井暎禧先生をお迎えしてお話をうかがいました。石井先生は医療法人財団石心会川崎幸病院理事長として、また中央社会保険医療協議会(中医協)、の委員として、ご多忙な中をお越しくださいました。熱のこもったお話に、会場いっぱいに集まった参加者たちは熱心に耳を傾け、質疑応答も、活気溢れるものとなりました。

  • 福祉相談Q&A / 濱田 利
  • AARP、リタイアメント・高齢化問題に関する国際会議
    国際会議 総括
    / 樋口恵子
  • 4月準例会 家族介護−海外と日本の見解 
  • リレー・エッセイ 102 / 松田敏子
  • 男・老いを語る 142 / 村上 龍
  • 本の紹介・事務局だより

No.174 (2007年03月発行)

  • 新春例会 福祉・医療法人経営の現状と課題
    シリーズ第2弾 療養型病床群のゆくえと医療法人改革
    小山秀夫

     2007年もよく学びよく活動する「高齢社会をよくする女性の会」であることを目指し、新春勉強会のテーマは、目下最大の関心事である医療改革と療養型病床群のゆくえである。この分野の第一人者である静岡県立大学経営情報学部教授の小山秀夫先生を講師としてお招きした。先生は最新情報について1時間半にわたり、大変わかりやすく、かつ大変熱くお話して下さった。

  • リレー・エッセイ 101 / 福嶋裕美子
  • 男・老いを語る 141 / 町永俊雄
  • 本の紹介・事務局だより

No.173 (2007年01月発行)

  • 東京歳末名物 女たちの討ち入りシンポ
    男だけで語るな 団塊大定年
    第一部
    対談「われら団塊、男と女で大定年を語る」 / 加藤仁・上野千鶴子
    第二部
    「団塊女性 語ればこうなる大定年」
    第三部
    フィナーレ「老いを夫と生きるとき 先輩・経験者からの大発言」寸劇

     昨夜来の雨も上がり、当会恒例「女の討ち入り」には絶好の小春日和。

     「戦後のベビーブームに生まれた団塊の世代がついに定年を迎える2007年問題。世間では男性の側からのみ語られているきらいがある。そこで、当会では“男だけで語るな、団塊大定年”と題し、様々な視点から、縦横無尽に語りつくすことにした」と総合司会の松村満美子さんから紹介があり、樋口理事長の開会の挨拶の後、まずは、男と女、おのおの団塊の旗手にご登場いただいた。

  • リレー・エッセイ 100 / 白井千賀子
  • 男・老いを語る 140 / 橋口英俊
  • 本の紹介・事務局だより
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