2010年 『高齢社会をよくする女性の会 会報』主な目次

No.203 (2010年11月発行)

  • 10月例会 IT時代をシニア女性が考える
    -地デジ完全移行を前に、「情報格差」の解消を目指して
    近藤則子

    介護力は情報力!
     舅の介護のため職場復帰をあきらめた大島眞理子さん(60)と、夫の転勤と育児で退職した私(55)の主婦二人が、「介護も育児も過酷すぎる!このままでは困る!!」と、痛感。情報技術で孤独な在宅介護生活を改善できるのではと考え、「老テク(老人を助けるテクノロジー)」研究を始めてから18年になります。ひとり娘で長男の嫁である大島さんの介護は、舅、実母を看取った後も、姑、実父、独身の叔母と現在も続いています。

    (以下続く…)

  • 電話相談Q&A / 濱田 利
  • リレー・エッセイ 120 / 庄司洋子
  • 男・老いを語る 160 / 福原秀一
  • 本の紹介・事務局だより

No.202 (2010年10月発行)

  • 第29回高齢社会をよくする女性の会 全国大会 in 大分 別府
    ご挨拶・ようこそ 大分へ!
    実行委員長 草間朋子

     会場を埋め尽くす北は北海道・南は九州鹿児島から2400人余りの方々にお越し頂き、本当にありがとうございます。

     昭和20年生まれの人も今年は65歳の高齢者の仲間入りをしました。

     かつては「戦争を知らない若者」という言葉をよく耳にしたのですが、これからは「戦争を知らない高齢者」が増え続け、 高齢者でさえ戦争を知らないことになります。

    しかし地球の各地では、まだまだ戦争が絶えません。身近な日常生活の中でも老々介護・老人虐待・高齢者の孤独死・ 医療崩壊などの記事がマスコミを賑わしています。

    (以下続く…)

  • 記念講演・世界の平和とゆたかな高齢社会 / 潮谷義子
  • 平和を語るフォーラム
  • 第1分科会〜第6分科会
  • 閉会セレモニー
  • リレー・エッセイ 119 / 佐々木照子
  • 男・老いを語る 159 / 神代雅晴
  • 本の紹介・事務局だより

No.201 (2010年8月発行)

  • 第6回NPO法人高齢社会をよくする女性の会
    定期総会報告 第1号議案〜第5号議案

    日時 2010年6月20日(日)
    会場 女性と仕事の未来館

    稲葉敬子理事の総合司会で総会が開始。正会員数は個人951人、グループ会員83。総会出席者数個人128人、グループ23。委任状提出個人438、グループ31。定款第27条(正会員総数の2分の1以上の出席要件)を満たし成立。

     樋口理事長からのあいさつで、高齢者が23%を越えたのに高齢者の意見が反映されていない。後期高齢者医療制度はその最たるものであった。政治からも高齢者は排除されようとしている。高齢者、障害者を弱者と決めつけ意見を聞く機会を奪っていないか点検する必要がある。

    (以下続く…)

  • 記念講演 女性と政治
    〜国会議員と県知事の経験から〜
    / 堂本暁子
  • 7月例会 「私たちの介護保険」の確立に向けて〜を読み解く会
    / 石毛^子、山ア摩耶
  • リレー・エッセイ 118 / 高畑淑子
  • 本の紹介・事務局だより

No.200 (2010年6月発行)

  • 問題提起フォーラム
    2010年5月27日(木)―於・女性と仕事の未来館

     人生100年社会の基盤づくりは、何よりも政治の役割です。ふと気が付くと高齢世代を代表する国会議員がぐっと少なくなっているではありませんか。

     また、選挙権も「生涯現役一有権者」は、身体の衰退とともに困難になります。これは障がい者にも共通する問題です。投票へのアクセス、施設における投票のあり方等々、さまざまな問題を語り合う、本邦初の問題提起フォーラムです。

  • 第1部 私はこう考えます
  • 第2部 各政党はこう考えます
  • リレー・エッセイ 117 / 宮崎冴子
  • 男・老いを語る 158 / 藤村文彬
  • 本の紹介・事務局だより

No.199 (2010年5月発行)

  • 4月例会 フィリピンの介護人材養成の現状視察報告会
    石田路子/稲葉敬子

     10年後、高齢者ケアをはじめとする介護の分野では、フィリピンなど多国籍のスタッフとのチームケアが当たり前になることが予想される。介護の国際化時代が幕を開けた我が国で、私たちは様々な国の文化・風土、価値観・生活習慣などを理解し、相互の尊重と信頼の上で実践されていくような国際介護を求め、提言していく必要がある。

    (以下続く…)

  • 会員研修報告/アメリカ・フィッシュ財団主催
    「第3回日本女性指導者育成支援事業」に参加して
    / 瀬川久恵
  • 介護保険アンケート調査からの要望書
  • 電話相談Q&A / 濱田 利
  • 男・老いを語る 157 / 寺脇 研
  • 本の紹介・事務局だより

No.198 (2010年3月発行)

  • 新春例会 認知症シリーズ第5弾
    認知症政策のいまを聞きこれからを考える
    武田章敬

     2010年新春例会は、認知症シリーズ第5弾として、厚生労働省老健局高齢者支援課 認知症・虐待防止対策推進室 認知症対策専門官武田章敬氏を講師にお迎えし、認知症政策の現状についての最新情報を伺った。

     講演に先立ち、樋口恵子理事長より、認知症の問題はきわめて現代的な問題であり、当会としてもこの問題にシリーズで勉強会を開催してきた。本日はその5回目である。

    (以下続く…)

  • 介護保険制度改定に向けて
    高齢社会をよくする女性の会 調査報告
  • 本の紹介
  • リレー・エッセイ 116 / 長池博子
  • 男・老いを語る 156 / 結城康博
  • 本の紹介・事務局だより

No.197 (2010年01月発行)

  • 新年のご挨拶と討ち入りシンポの御礼
    NPO法人高齢社会をよくする女性の会理事長 樋口恵子

     2010年という節目の年を迎えました。明けましておめでとうございます。

     政権は変わっても難問山積みは相変わらず、解決の鍵を握るのは私たち市民、女性。本年もご一緒によろしくお願い申し上げます。

     去る12月13日、恒例の「女たちの討ち入りシンポ」が満員の盛況で開催されました。

     今回の呼びものは、全国47都道府県のすべての会員有志に、介護保険の今と未来についてアンケートをお願いし、四十七士の討ち入りよろしく、全国から漏れなく47人に(代読含む)発表していただいたことです。介護保険に関する問題の核心を指摘したご意見の続出で拍手が鳴り響きました。

    (以下続く…)

  • 討ち入りシンポに向けてアンケート質問票の概要
  • 歳末東京名物・女たちの討ち入りシンポ
    47都道府県アンケート調査から日本介護列島の地図が浮き彫り!
  • 第1部 日本列島介護保険アンケート報告
  • 第2部 アンケートを受けてこれからの課題
  • 討ち入り文言13箇条
  • 四十七士たちの打ち上げパーティー
  • リレー・エッセイ 115 / 田中喜美子
  • 男・老いを語る 155 / 杉山恒之
  • 本の紹介・事務局だより
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