あの東日本大震災の中で、それぞれの地域で懸命に戦う自治体首長の姿には誰もが感銘を受けたのではないでしょうか。その基礎的自治体・東京23区の中でも江戸川区、世田谷区、杉並区の人口を合わせるとほぼ都民全体の6分の1にあたります。この3大区の首長にお集まりいただき、多くの課題について、それぞれの区でどのように取り組んでいるのか、語っていただきました。
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「自然死」という言葉が死語になったのか、寿命を終えた安らかな最期はもはや無理な願いなのでしょうか。現代の延命医療に警告を発し、東京世田谷区の特別養護老人ホーム・芦花ホームで常勤医として「平穏」な看取りを実践されてきた石飛幸三先生に、命の終り方についてお話していただきました。
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「当会では、今後、高齢期の生と終末期のあり方について、三回シリーズで研修会を行なう。本日は、 そのトップバッターとして開業医の立場から、生命の終わりを見守る医師としての現状と問題点をお話いただく」と司会の 袖井さんの後、樋口さんより「新田先生は、早稲田大学卒業後に医師を目指され、通常ルートより10年遅く医師になられた。 この回り道が医師としての先生の人間形成に大きな意味を持っている」と講師紹介があった。
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晴天に恵まれて、第30回大会は、全国からたくさんの参加者においでいただき、 事故もなく皆さんが笑顔でフィナーレを迎えることができましたこと、 実行委員会を代表して関係者各位に心からお礼を申し上げます。
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6月25日、第7回総会は、東日本大震災で亡くなった方への祈りと、被災した方々への支援の思いからスタートしました。とくに高齢者にとって、 死者の過半数が65歳以上であることに、やはり災害に弱い立場であることを痛感します。 同時に施設などで高齢者の命を救おうとして命を落とした若い介護・医療関係者が少なくないことに胸が痛みます。 長生きして、若い家族を失う憂き目を見た高齢者に対して、慰め励ますどんな言葉を私たちは持っているのか―。 自らに問いかけながら適切なことばを探しあぐねて、私は心沈む日々でした。
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司会は、本会の中では抜群の英語力で頼りにされている石橋^子さん。世代間交流で国際的にも活動しており、 2008年11月例会では「ドイツの幼児教育と世代間交流」を企画し、本会とドナータさんを結びつけた。
初めに樋口理事長が本国ドイツでは日本への渡航が危険視されている中で、勇気をもって来日され、 講師を務めてくださるドナータさんに謝辞を述べた。続いてドナータさんが自己紹介を兼ねてDVDの簡単な説明を行った。
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東北関東大震災とそれに続く原発事故で被災の皆様、ご家族や親しい方々が事故にあった皆様、心よりお見舞い申し上げます。
千年に一度と言われる自然災害が、祖先伝来何百年、一人の人間の数十年の努力の結晶を、かけがえのない命そのものを一挙に崩壊する姿を目の当たりにしました。どんなに口惜しく悲しいことでしょう。「天罰」などという政治家は何を考えているのかしらと思います。
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今、最大の関心事、揺らぐ税制について『「分かち合い」の経済学』の神野直彦先生が、一人の生涯から見た社会保障の給付と負担の割合、欧米やアジア諸国の国民負担率などを比較しながら、日本の税とサービスのあり方を検証する。目から鱗の講演に、多くの参加者が、身近な問題を真剣に考えた。
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12月12日、恒例の「女たちの討ち入りシンポ」は文字どおり空席ゼロ、補助椅子を出すほどの盛況でした。何よりも、他団体と新しいネットワークを組んで活動できたことが成功の原因と存じます。関係者の皆様とご参加の皆様に心より御礼を申し上げます。(財)全国老人クラブ連合会のご協力で、見坊和雄全国老人クラブ連合会相談役、齊藤秀樹事務局長、増田時枝(社)東京都老人クラブ連合会長にシンポジストとしてご発言いただき、本会と合わせて介護保険利用者・当事者の思いに厚味が倍化しました。これからの高齢者福祉・医療には、当事者参加が大きな意味を持ちます。今回を機会に、異なった背景と歴史を持つ高齢者の団体が連携し、それぞれの違いを力に転換してさらなる超高齢社会の問題解決に立ち向かいたいと存じます。
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