当会はここ1年位、ターミナルケアの勉強で医療関係者や弁護士の話を聞いた。 今日は介護保険と両輪と言われながら、制度も利用方法も解りにくい成年後見制度についての話を小賀野先生にお聞きしたい。
樋口恵子理事長から先生の経歴のご紹介と挨拶の後、講演に入った。
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女性の自立と社会参加の推進に貢献のあった与謝野晶子の生誕の地、堺で開催させていただきました第31回大会には、 全国各地から約1500人の皆さまにお越しいただきましたこと、実行委員会を代表して心よりお礼を申し上げます。
「AGING WORLDで新しい私と出会う!〜理想の超高齢社会をみんなでつくろう〜」をテーマに、基調シンポジウム、 懇親交流会、そして2日目は『ジェンダーと高齢社会〜ジェンダー平等から花咲く人生100年〜』 『理想の医療・介護・福祉の未来をつくる』『超高齢社会を生きる高齢者の学習』と題して3つの分科会を開催し、 皆さまそれぞれのお立場で議論を深めていただくことができ、充実した2日間をお過ごしいただけたのではないかと存じます。
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しがらみ多き地方に、珍しく優雅な一人暮らしの友がいた。
でも亡くなるとき、本人の思いを受け止めて行動するには、たくさんの勇気と友情が必要だった。
背の高い東京の大学出の才媛が佐久で一人暮らしをはじめる。自由な時間がいっぱい。読書三昧の日々。何でも知っていて美味しいものが大好き。 自然の景色が好き。髪型も東京の美容室できめてくる。実に優雅な暮らしだ。
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第8回総会は6月23日、168人の出席を集めて北海道から九州まで例年にもまさる賑やかさでした。
東日本大震災の復興や原発事故の先行きも見えず閉塞感ただよう初夏の日本。そう語っている間にも 時々刻々超高齢化への道をつき進んでいます。日本社会は早急に新しいシステムの構築を迫られており、 本会の使命はますます重要性を増しています。
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増え続ける「争族」
相続をめぐる事件の依頼が、ここ数年急増し、私の事務所の取り扱い事件の中で、 3分の2近くとなっている。40年の弁護士生活で初めて体験する現象だ。 司法統計を見ても、相続事件は、ここ10年で倍増しているのだ。遺産の額の大小を問わない。 たとえば、遺産額1000万円以下の事件を見ると、平成20年度に受理された調停事件の27%強を占めている。 その約10%が調停では折合いがつかず、家事審判官による審判によりようやく強制的解決をみている。
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はじめに
日本の法律体系は、1889年(明治22年)の大日本帝国憲法以来の価値観で決まってきた。 戦後修正はあったが、基本的には変わっていない。日本医師会は長く医療の中心は医師としてきたが、 最近ようやく「医療は患者が中心である」と発表した。今、人間の命の捉え方がかわりつつある。
尊厳死・安楽死について、法制度の現状と今後の方向性について、五つの観点から述べる。
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<転機>
私は、ごく普通の内科の医者で、特に老人医療とか、終末期医療に熱心だったわけではありません。私は大学病院や急性期の医療現場で働いてきましたが、6年前に療養型病院でも働くようになり、そこで体験したことが終末期医療を考える、大きなきっかけとなりました。
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2012年、新年のご挨拶を申し上げます。
昨年は東日本大震災、引き続く原発事故という大災害が起こり、ことばもない日々が続きました。次世代にツケを回した事実を肝に銘じつつ、今年は少しでも希望の量を増やす年にしていきたいと存じます。希望はどこからか湧いてくるものではなく、人間の意志と感性で創り上げるものだ、と思います。
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