今回は、時代の流れを反映して、原則、Webでの申込受付となります。
受付は8月1日開始です。お待ちしております。
大会内容等は
こちら(1732KB)をご覧ください。
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2017年7月山口県大島郡周防大島町東和地区民生・児童委員17名が研修のため、本会に来訪。理事長始め理事の方と親しく懇談(週刊WABAS139号参照)。今回、別件での同町訪問の機会を得た私は、福祉課原賀氏に連絡し、同会への答礼訪問を打診。前もって樋口理事長よりごあいさついただいたおかげで、東和地区現会長の川崎壽夫氏と東和地区副会長で以前訪問してくださった柳原春美氏に面談することができた。過疎化が進む中で、増え続ける要介護者への対応は、民生委員だけでなく、近隣の住民を巻き込み、ケアマネとも連携しながら、地域を挙げてみんなで見守っていくというシステムを構築していると。まさに、「地域包括ケアシステム」のお手本である。その節、話題になった「地域カフェ」を現在も継続しているとおっしゃる副会長の柳原氏は、「過疎化の中でいろいろ大変だが、地域住民の協力を得て、今も頑張っている」と、熱く語ってくださった。
ところで、今回、私がこの島に興味を持ったのは、島の高校生が、フラを通じて明治の頃にハワイに移住した多くの島民の苦労を知り、その足跡を尋ねてハワイの大学に留学したというテレビ番組を見たのがきっかけで、「瀬戸内のハワイ」と呼ばれるこの島に行き、できればフラも習いたいと思いたち、ネットで検索。島の観光協会の江良氏に直接電話して、宿と指導してくださる先生を紹介していただいた。
島の入り口、「周防大島大橋」のすぐ側で「旅籠くぬぎ亭」を運営する野口菊義氏は、「八十ばあさん周防大島フラ留学」を目論む風変わりな旅人に、「島の魅力を満喫して欲しい」と十日間(2023年8月21日〜30日)の滞在中、一家をあげて「温かいおもてなし」をしてくださった。
また、「フラは、老若男女みんなが楽しめる、世界で一番美しい踊り」と自負される小林一恵先生は、100歳を超えるご自分のご両親のお世話をご主人と一緒になさりながら、島内だけでなく、広島まで足を伸ばし、多くのフラ愛好家を育てていらっしゃる。「フラはね、心を伝える言葉だから、車椅子のお年寄りでも楽しめるの」と。始めてチャレンジする高齢の私にも、「楽しめばいいのよ」と懇切丁寧にご指導いただき、おかげで、ワンレッスン1時間半、合計四回のレッスンで、「ブルーハワイ」「ラハイナルナ」の二曲を何とか踊れるまでになった。
島への想いを綴った「周防大島フラの島」という私の歌詞に、川崎会長の知人が曲をつけてくださり、小林先生がお年寄り向けにフラの振り付けをし、島のお年寄りの「フレイル予防」に役立ててくださるという嬉しいハプニングも。