詳細は
こちらをご覧ください。
Excelの申請書(1枚目、2枚目)をダウンロードしてご記入のうえ、郵便でお送りください。ダウンロードが難しい方は、本会事務局にご一報くださいませ。
「高齢社会をよくする女性の会」は、これまでに高齢社会における様々な問題の調査研究による情報提供と政策提言等の活動を行ってきました。今回の調査の目的は、実際の介護保険サービスに関する利用者(当事者)の感想や評価、要望などを集めて、サービス利用の実態及びニーズを把握することです。
“介護の社会化”をめざして2000年4月にスタートした介護保険制度ですが、はや四半世紀が経過し、この間に法改定が繰り返されてきました。毎月支払う介護保険料は増額し続けています。一方で軽度とされる要支援1-2の認定者には、介護保険サービス以外のサービス利用が勧められており、要介護1-2の人へ対象を拡大することも議題にあがっています。
こうした現況を睨みながら、サービスを利用している当事者からの意見や要望を発信していくことの重要性を痛感しています。今回の調査は当事者側の意見を反映するものとして大きな意味があり、調査結果は公表し、政府や審議会などへの提出を予定しています。
なお、今回の調査で、ご本人によるアンケート用紙記入が難しい場合は、代筆での回答も可能です。ただし、あくまでもご本人の意見をご記入くださいますようお願いいたします。
また、回答内容は個人が特定されないように、すべて統計的に処理し、調査用紙はプライバシー保護に十分に配慮したうえで、集計・統計的処理の後は厳正に廃棄いたします。
アンケート用紙の回収締め切りは2024年7月末です。
皆様のご協力をお願いします。
郵送・FAX・メールでご返送お願いいたします。
NPO法人高齢社会をよくする女性の会 事務局
住所:〒160-0022 東京都新宿区新宿2-9-1-802
TEL:03-3356-3564(月・水・金) FAX:03-3355-6427
E-mail:wabas@eagle.ocn.ne.jp
WABASのホームページ更新をお手伝いさせて頂いている、久留と申します。約30年前、人口高齢化に関するシンクタンクで樋口前理事長の対談シリーズを担当したことがご縁で入会した、名ばかりの古米会員です。その後途上国支援のコンサルタントに転身し、現在国際協力機構(JICA)の研究所で研究員をしております。
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ウガンダは東アフリカ、ケニアの西に位置し、南にナイル川の源流であるビクトリア湖を擁する。故チャーチル英国首相が「アフリカの真珠」と呼んだ緑したたる自然が自慢。人口約4100万人(2020年推計)、国土面積は本州とほぼ同サイズ。 |
最近は東アフリカのウガンダ国で、思春期の子供達の望まない妊娠を低減させるための研究を進めております(詳細はこちら[777KB])。18歳以下が人口の半数を占める同国で、未婚者の平均初交年齢は男性が18.3歳、女性が16.6歳(2016年人口保健統計)で、その若年化は加速しています。その結果、多くの望まない妊娠が発生し、非合法の中絶が蔓延していることが指摘されていますが、実態は把握されておりません。ただ、妊産婦死亡の17%が15-19歳の少女達(UNFPA 2021年)で占められていることが、その一端を表していると言えます。思春期の望まない妊娠の根本には貧困があるものの、10代初めからの奔放な性活動、数少ない娯楽としてのセックス、妊娠や避妊の知識の欠如、性体験がないことは恥ずしいという同世代からの同調圧力、親の子に対する無関心、学校における実践的な性教育の不足など様々な問題が挙げられています。私達は、少しでも正しい情報と安全な避妊具を多くの若者に届けるために、どんな農村にも存在する“モバイルマネーショップ(携帯電話を介して送金などを行うキオスクタイプの店舗)”を介して避妊に関する情報、避妊具配布を含む社会実装研究を実施しています。2024年7月現在実装試験中ですが、毎日1店舗あたり平均5〜10名の15-19歳の若者が性と生殖に関する情報や避妊具を受け取っており、手ごたえを感じております。年末までに実験地域と比較地域の若者へのアンケート調査を実施し、その有効性を検証する予定です。
足元日本ではセックスレス、非婚化、少子化、高齢化が未来を揺るがす社会問題となっているのに対して、別世界のお話。実はウガンダでは性交は崇高なるコミュニケーション手段と信じられている文化的側面もあります。濃厚なスキンシップと濃厚なコミュニケーションの交錯?その大らかさが正直うらやましく感じられないこともないです。若年妊娠の母体や胎児への影響、少女の将来の可能性への暗雲はあるものの…